杉野遥亮さん主演!壮大な大自然の中で命と向き合う山岳医療を描くドラマ『マウンテンドクター』の会見をレポート!
山での死者をゼロにするために奮闘するMMT(山岳医療チーム)の活動を描くオリジナルドラマ『マウンテンドクター』。医療の知識はもちろん、山岳の知識も持って、大自然のなかで命に取り組む人々のドラマだよ。雄大な自然を舞台にしたドラマは撮影現場もすごく大変そう。でも、杉野さんを中心にいいチームワークができている感じが会見から伝わってきたよ!
宮本歩役(杉野遥亮):整形外科医
「国際山岳医として成長しながら、目の前の患者さんと向き合いながら、人間的にもお医者さんとしても成長していく役かなと思っています。時には江森先生(大森南朋)と対立しながら、皆さんの心に届くような作品をお届けしていけたらいいなと思います」
江森岳人役(大森南朋):循環器内科医 国際山岳医
「なかなか厳しい人で強い面も持っている。自分の正義に正直なので、歩との対立構造がこれからどうなっていくのか」
村松典子役(岡崎紗絵):麻酔科医
「明るくて快活で自分の信念に真っ直ぐな女性だなと思っています。医者が山に向かうことについてはあまり積極的ではないんですが、隣には幼なじみとして医師としてMMTを引っ張っていく存在としての歩がいて、周りにたくさんの仲間がいて、自分も少しずつ成長していくような役です」
鮎川玲役(宮澤エマ):山岳看護婦
「日本でも数の少ない山岳看護婦の資格をとり、祖父が山小屋を経営しているので山に縁が深いですが、山に対して複雑な感情も抱いている役です。歩たちと関わることで、山と共存して生きていくというのはどういうことなのかということを再認識していく役です」
小松真吾役(向井康二):炭火やきとり「しんちゃん」店主
「僕だけやきとり屋さんの衣装を着てますが、歩と典子の幼なじみとして、僕だから言える言葉もあると思うので、そういうとこも注目して見てほしいです」
掛川康二役(近藤公園):循環器内科医
「紫外線、百害あって一理なし。山には行きたがらないんですが、なぜかMMTの召集は断らないという。山岳医療の必要性は感じてるけど、山には行きたくない、というひねくれものです。実際に紫外線が苦手だったり、アウトドアが苦手だったりする人もいると思うので、そういう人にも共感していただけたらいいなと思います」
平早紀役(トラウデン直美):オペ看護師
「仕事はきっちりできるけど、噂好きでいろんなところで耳をダンボにして聞きながら小宮山先生をいじったり掛川先生と3人で喋ったり。医療ドラマで真剣なシーンが多い中でちょっと息の抜けるシーンも多いので楽しみに見てほしい。とにかく私は覗いてるシーンが多い!」
松澤周子(壇れい):院長
「山岳医療という分野を切り拓きたい、この土地で根づかせたいという強い思いをもとにMMTを作りました。山岳医療をどういう風に発展させていこうかと考えている女性です。ドラマを通して山の怖さをあらためて知ったり、山の素晴らしさを感じたりしていただけるドラマだと思います」
小宮山太役(八嶋智人):救命救急医/MMTリーダー
「すごく本格的な撮影になっています。チーム感もどんどん上がっていくという感じです。特にMMTのメンバーいろいろとお芝居のことも話しながら、山のようにマウンテンのように芝居も高めつつ、、おそらくいま少しすべってるかと思いますが、、(笑)」
なんと八嶋智人さんは先約ありで欠席のため、パネルで参加。VTRでも登場してコメントを寄せてくれたよ。その中で、同郷(奈良出身)の向井くんに「この会場をあっと驚くような感じで沸かしてくれると思います!」とムチャブリ。「ハードル上がるって!」とVTRに向かって突っ込む向井くんでした。八嶋さんは現場でも本番ギリギリまでおしゃべりしているそうで、「ひとりでスタンダップコメディをやってる(笑)」と杉野さん。ご本人はいないのに、すごい存在感でみんなに笑いを誘っていてさすがでした!
杉野さんは、最初にオファーが来たときに、企画書にヘリコプターの写真が出ていて「どういう撮影になるんだろう」と思ったそうで「山頂アタックをしたんですが、1話の最後の方でそういうシーンが映るのでぜひ楽しみにしててほしい」。山荘に泊まって5時間くらいかけて登頂したんだって!さらに5時間くらいかけて下山したら、撮影がオフだったスタッフも集まっていて拍手で迎えてくれたそうで、いいチームだなぁと感じたという感動エピソードも。長野の自然の中での撮影は気分的に仕事がしやすいそうで、今は東京で撮影していても、すぐに長野に帰りたい気分になるんだって。
杉野さんと大森さんは大河ドラマで共演した仲。でもその間、一度もご飯に行ったことがなかったそう。人と距離をつめるのに時間がかかるという杉野さん。でも今回は「ご飯いきましょう!今回大森さんとも仲良くなってきたのでご飯いかせてもらいたいなと」と制作発表会の壇上でお誘いを!「ついに行けるの?じゃ、あの1年半はなんだったんだ(笑)」と驚く大森さんでした。
正直すぎるおちゃめ発言でみんなを笑わせがちな杉野さん。会見中も質問されて「なんて!?」と発言し、「聞いてた?遠くにいってたよね」と宮澤エマさんに笑いながらつっこまれる様子もあり、愛されキャラぶりを発揮してたよ。
歩と典子と同級生であり、バツイチ子持ちのやきとり屋さんの店主を演じる向井くん。子持ちの役が決まってから、お父さんに電話をすることが増えたとか。前はお母さんに電話することが多かったのが「最近はオカンより先にオトンに電話する機会が増えまして、ヤキモチを焼くオカン。大変ですいま(笑)」。
奇しくも同時期に同じSnow Manのメンバーの目黒蓮くんも『海のはじまり』で父親役。月9月10と放送時間もリレーする2人の父親ぶりにも注目だね。
「 『マウンテンドクター』は山岳医というものをテレビを通して皆さんにお届けするドラマです。ヘリのシーンも迫力あるものになっていると思いますし、そもそも山で撮影をさせていただく、その景色をお届けできることがエンタメになっているんじゃないかと思います。登場人物たちの関わり方も、人の心にストレートにお届けできるものになっていると思います」と主演の杉野さんからのメッセージで会見は終了。厳しい自然に立ち向かう医療ドラマだけど、会見は終始笑顔の絶えない楽しい時間でした。まさに絶妙のチームワークを見た気がしたよ。
夏山シーズンを迎えた今だからこそ、大自然を前に注意したいことも、自然との関わりがより楽しみになるようなことも、たくさん詰まったドラマになりそうだね。医療ドラマ好きのコも、アウトドア好きのコにもおすすめのドラマだよ!
地元に帰って病院勤務も、整形外科と山岳診療科の兼務に!?
<ストーリー>
北アルプスの麓、長野県松本市で生まれ育った宮本歩(杉野遥亮)。11年ぶりに地元に戻り、松澤周子(壇れい)が院長を務める信濃総合病院に勤務することに。そこには同級生の村松典子(岡崎紗絵)が麻酔科医として勤めていた。着任早々、整形外科と山岳診療科を勤務するように命じられる。
山岳看護婦・鮎川玲(宮澤エマ)によると、山岳診療科は山で起きた病気やケガの対応と、週1回の山岳外来での診察、さらに土日は山小屋で泊まり込み勤務も行うという。何も聞かされてなかったことで、とまどう歩。
しばらくして、近くの山での遭難事故発生の知らせが入り、早速救助用のヘリに乗って現場にかけつけることに。病院に戻った歩は、なぜ自分が山岳診療科に配属されたのかを周子に問いただす。そこに現れたのは、同じ病院の循環器内科医で歩と同じく山岳診療科兼務の江森岳人(大森南朋)だった。彼は国際基準の検定に合格した医師だけがなれる国際山岳医だった。
『マウンテンドクター』
7月8日(月)スタート
カンテレ・フジテレビ系・毎週月曜夜10:00 〜 ※初回15分拡大
出演:杉野遥亮 岡崎紗絵 宮澤エマ 向井康二 近藤公園 トラウデン直美 工藤美桜 吉田健悟 ♦︎ 八嶋智人 遠山俊哉 平山祐介 ♦︎ 石野真子 石丸謙二郎 壇れい 大森南朋
主題歌:Official髭男dism 「Sharon」 (IRORI Records/PONY CANYON INC.)
制作著作:カンテレ
公式サイト https://www.ktv.jp/mountaindoctor/
公式X(旧Twitter)https://x.com/_mountaindoctor
公式Instagram https://www.instagram.com/mountain_doctor0708/