あっという間に12月! 11月29日~12月5日に発売されたコミックスの中からおすすめ作品を紹介するよー。女のコたちが自分の夢に向けてがんばる姿に共感しちゃう『かげきしょうじょ‼』や『あさひなぐ』の最新巻も。

華やかな「歌劇」の裏には汗と涙が!

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未婚の女性だけで歌って踊る「歌劇」を演じる「紅華歌劇団」。その音楽学校に入学して、未来のトップスターを目指している身長178センチの天然少女・さらさ。同級生には元国民的アイドルグループのメンバーや、祖母や母も歌劇団出身のコ、成績トップの委員長などが。歌劇団創立100周年の運動会が行われることになって、さらさたち音楽学校の生徒も参加。ベテラン劇団員の人たちとの練習はうまくいく!? 親子でハマってる人も多い「宝塚歌劇団」を想像させる「歌劇」の世界。その魅力がわかるマンガだよ。
『かげきしょうじょ‼」3巻 斉木久美子 ¥600/白泉社

団体戦決勝の結果が判明! 最高に盛り上がる最新巻

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中学までは美術部でスポーツには縁がなかった旭が高校で入ったのは「薙刀(なぎなた)部」。持ち前の一生懸命さで先輩や同級生たちと練習に励み、旭たちの二ツ坂高校はインターハイ本選出場をかけた団体戦決勝に進出! 勝負を決める代表者戦、じゃんけんで出場者を決めることにした二ツ坂高校で戦うのは!? そして勝負の行方は!? 緊張感と盛り上がりMAXの21巻、号泣覚悟で読むべし。
『あさひなぐ』21巻 こざき亜衣 ¥552/小学館

悪を倒す「マクロファージ」って何者!?

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うちらの体を守るため日々働いている赤血球や白血球などなど…細胞サンたちを擬人化したマンガ。4巻でスポットライトがあたるのは「マクロファージ」。細菌などを捕まえてやっつけるだけでなく、ソイツらのデータを分析してくれるよ。そんなマクロファージさんの裏の顔が明らかに……? ほかにも「デング熱」、「出血性ショック」についても細胞たちの仕事っぷりが見れるよ。普段、目に見えることはないけど、たくさんの細胞たちががんばってくれてるから元気でいられるのを実感♡
『はたらく細胞』4巻 清水茜 ¥600/講談社

エリートニートと妖怪たちの爆笑マンガ

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小さい頃から妖怪が見える体質で、友達といえば妖怪だった正太郎も、今はK大卒のエリートに成長。ただし就職していないニートだけども! しかも友達だった妖怪も一緒に大人になってまだ仲良くやってるけども! ホストやってる「天狗」とか、塗装会社で営業やってる「ぬり壁」とか、ひきこもりブロガーの「座敷わらし」とか、普通に社会になじみすぎてる妖怪たちがウケる! 合コンとか出席しても、妖怪より正太郎がモテない理由もわかりすぎる……。その理由は読んで確認!
『はたらく! 百鬼夜行』1巻 住吉文子 ¥620/KADOKAWA
構成/古川はる香