ウワサの仲よしコンビ・なにわ男子の高橋恭平くん&宮世琉弥くんが待望の共演♡ ドラマ版の7年後が描かれた『映画 マイホームヒーロー』の衝撃の結末を見届けて!
どこにでもいる普通の父親・鳥栖哲雄が、家族を守るために娘の彼氏を殺してしまうという衝撃的な幕開けで話題となったドラマ『マイホームヒーロー』。その完結編として、3月8日(金)に『映画 マイホームヒーロー』が公開するよ! ドラマの7年後が描かれる本作には、ドラマでは哲雄と行動を共にした半グレ組織の一員・間島恭一を演じたなにわ男子の高橋恭平くんが続投! さらに、物語のキーパーソンとなる謎の青年・大沢隼人役に、宮世琉弥くんが新たにキャスティング。共演する前から交流があったというふたりの仲よしトークで、映画の見どころを予習してね♪
『映画 マイホームヒーロー』あらすじ
舞台はドラマ版の7年後。半グレ犯罪組織との熾烈な攻防を生き抜いた鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)は、家族と平穏な日々を送っていた。しかし、山中に隠したはずの死体が、土砂崩れによって発見されてしまったことで、幸せな日常が崩れ始めてしまう。警察官となった娘・零花(齋藤飛鳥)は、「7年前に彼氏を殺したのは、父かもしれない…」と疑惑の目を向け始める。一方、死体とともに消えた10億円の行方を探っていた半グレ組織も、哲雄に狙いを定めた。そして、哲雄にすべての罪を着せられて逃亡生活を送っていた恭一(高橋恭平)も再び姿を現し――。
ゲーム友だちだったふたりが、ついに初共演!
年はちがうけど、同級生みたいに仲よし♪
――もともとプライベートでは交流があったというおふたり。初めて会ったときの印象は?
高橋・宮世 初めて会ったとき…?(しばし考えるふたり)
宮世 あ! あれだよ、いっしょにごはん食べた。
高橋 あ〜、そうだそうだ!
宮世 1年…2年くらい前?
高橋 1年半くらい?
宮世 でも、出会う前から知ってたので「ああ、高橋恭平さんだぁ〜」って。もともとナルシストな方っていう印象はあったけど(笑)、そこはそのままだよね。
高橋 うん。
宮世 本当にカッコいい、キレイな顔立ちなので、もっとクールなイメージでした。まさかこんな穏やかでハッピーなキャラクターだと思ってなかったです。初対面でも、初対面じゃないような絡み方をしてくるので(笑)。
高橋 うぃ〜☆
宮世 いい意味でね? フレンドリーに接してくれるし。僕もそういうタイプなので、“気が合うな〜”って。
高橋 僕も琉弥のことはもともと知ってて、共通の知り合いの(板垣)李光人からもいろいろ聞いてました。ゲームっていう共通の趣味もあったから、ごはんをいっしょに食べたり、ちょくちょく電話をつなぎながらいっしょにゲームしたりして。
宮世 フフフ! してたね、ビデオ通話で(笑)。
高橋 そもそも僕は、年下と仲よくなることがそんなになくて。だって当時、18才とかやんな?
宮世 19才ですね。
高橋 19才か。いやぜんぜん…23、24才くらいの貫禄でしたね。
宮世 え〜(笑)?
高橋 リアルで見るとね。テレビ越しだとなんかキャピキャピしてるイメージでしたけど。“年下全開!”みたいな。でも実際会うとちょっとおとなしくて、落ち着いた感じでしたね。
宮世 僕も同い年くらいに見えてます(笑)。年上には見えなかった。
高橋 ハハハ!
宮世 恭平は先輩だけど、出会い方もそんな感じだったから、同世代って感じが強いです。
高橋 そうっすね。
――ファンの間でもふたりの仲は知られていたと思いますが、ようやく初共演。決まったときはどんな気持ちでしたか?
高橋 ドラマ『マイホームヒーロー』が決まった時点で、琉弥にも連絡をしたんです。「こういう作品決まったんやけど」みたいな。で、まさかそのあとに、映画でいっしょになるとは思ってなかったですね。
宮世 うん。
高橋 ドラマを撮ってるときに、映画のキャストが決まってくるじゃないですか。そこで、「もしかしたら宮世くんになるかも…」みたいな。「え〜!?」って。聞いてからすぐに連絡しました。
宮世 そのときのメールでどんな話をしたかは、内容まったく覚えてないけど…(笑)。
高橋 お互いにそういうタイプなんですよね…。メールしてても、内容がうっすい(笑)。一言一言やし。連絡まったく返してこないし…。
宮世 いやいやいや! あなたもですよ?(笑)
高橋 お互いよ?
宮世 お互いね。
高橋 けっこう稀に見るお互い様。
宮世 ハハハハ! この人、返すの遅いんですよ〜。
高橋 いや、琉弥も返すの遅いんすよ。自分を見てる感じです。
宮世 このあいだ僕、一週間くらい返してなかったよね(笑)。
高橋 ホントだよ。俺もやるから、別にいいけど。
宮世 「あ、恭平か〜。あとででいっか!」って(笑)。
高橋 「まぁ、会うしな〜」みたいな。
宮世 そうそう(笑)。
――それくらい、気の許せる仲なんですね。
高橋・宮世 そうですね。
――宮世くんはドラマで出来上がってるチームに映画からの参戦ということで、心細さもあったのでは?
宮世 すごくありました。でも、恭平がいるから心強かったです! あと、“負けないようにがんばらないと!”って。お芝居に対してホントに真剣に取り組んでいたので、僕も今まで以上に、もっともっと真剣に取り組んで演じようって思いました。恭平は恭平で、恭一というキャラクターでいい味を出してると思っていたので、自分にしかできない味もちゃんと持っていって、この映画のスパイスになれたらいいなと思いながらやりました。いい高め合い、というか。恭平には直接言わなかったけど、そういう気持ちになれたので、すごくプラスの経験だったなって思います。刺激になりました!
高橋 そうだったんや!
宮世 そういえば撮影帰りに1回、いっしょにサウナ入りに行ったよね。
高橋 ホントは僕は帰る予定やったんですけど、せっかくやしと思って。琉弥とっていうより、サウナに行きたかったから。
宮世 こういうツンデレなところあるんです。ツンデレ♡
高橋 琉弥はオマケでした。
宮世 べつに、先に帰ってもいいのにね?
高橋 次の日オフやったんで。サウナを楽しみたいなって。
宮世 こっちは次の日も撮影してましたよ(笑)。
お互いの芝居を褒め合い!
大先輩にも支えられて演じ抜いた
――お互いの演技の印象はいかがですか?
宮世 いや、すごい! すばらしかった。
高橋 よく言うわ…。この人ふざけてます。バカにしてます。
宮世 してない! いやいやいや、ホントに! あんまりお芝居経験がないって言ってたのに、しかもサスペンスでハードルの高い作品だったと思いますし。でもちゃんとキャラクターを落とし込んでて、“恭一だ…!”って思いました。
高橋 僕は、琉弥の出演作品はいくつか勝手に見てたので…。
宮世 基本そうでしょ。勝手に見るでしょ(笑)。
高橋 あ、基本勝手か(笑)。それでいつも、“うわ、ホンマにいいやん!”って思って、よく連絡してて。芝居に関しては、琉弥のほうが一枚も二枚も上やと思ってるんで。
宮世 いやいや、ないです。
高橋 先にお芝居の世界に入られてるんで。いやもう、すごいです。
――ご自身が演じた役柄について、改めて教えて下さい。
高橋 ドラマからずっとやってきてる恭一は半グレ組織のメンバーなんですが、こういう役柄はこの作品が初めてだったので、学ぶことが多かったです。アクションも初挑戦でしたし。あと、ドラマでは冷酷さがあって、そこに垣間見える家族愛が弱点でしたけど、映画ではまた違う恭一が見られるのかなって。
――表情もどこかちょっと変わってましたよね。
高橋 はい。ちょっとやわらかくなってるんで。トガッてたのがちょっと丸くなった感じで。
宮世 どのキャラもそれぞれに家族がいて、それぞれの思いがあって、行動の動機となってるのが全部家族で…っていう作品ですが、僕が演じた大沢は、お父さんに対しての思いが強くて、すごく共感できました。あと、目的のためには手段を選ばないところはすごくカッコいいなって思っちゃいましたね。そんな大沢くんを見て、お客さんに“サイコパスだな”って思ってもらえたらいいなと思って演じました!
――おたがいの役どころの他己紹介もお願いします!
高橋 大沢は水族館のシーンで登場して、かわいらしいキャラかと思いきや、家の中には怖いものがたくさんあって。琉弥の話をいろいろ聞いてると、「間野会を潰す」っていうことだけを思って演じてたらしくて、それが芝居を見ていて伝わりました。映画から参戦してくれましたけど、すごくインパクトのあるキャラクターというか。恭一もそうですけど、大沢が物語のキーになってくるのかなと。
宮世 僕はドラマも見てたんですけど、恭一の“7年の差”がすごく感じられましたね。ビジュアルだけじゃなく、考え方も人として成長してるっていうのが上手に表現されていて。実は家族思いで…とか、本人の中でいっぱい意識してたところはあると思うんですけど、そういったものもすごく感じられたので、僕は恭一、好きなキャラクターです!
――おふたりとも佐々木蔵之介さんとのシーン多かったと思います。佐々木さんとの共演を振り返ってみていかがですか?
高橋 蔵之介さんとはドラマからご一緒していて、大先輩ですけど、あんまりボクに後輩をさせないというか…普通に話してくださって、ホントにやさしい方でした。ドラマの撮影が終わって2週間後から映画の撮影がスタートだったので、“どういう役柄やったっけ?”と思い起こすことなく撮影に入れたんですけど、2週間しか空かずに“7年後”を演じるということが難しく、どう演じようっていうところはすごく考えました。そういうときにも、僕がちょっと考え込んでたら蔵之介さんのほうから話しかけてくださって。ちょっとした一言とかがすごく頼りになって、やっぱりすごい方やなって思いました。
宮世 すごく視野が広い方だなって思いました。座長として、作品全体を1から10まで全部を想像して撮影に臨んでいることが、いっしょにお芝居をしててわかりましたね。アドバイスもホントに的確で、先のことまで予測していらっしゃいました。最後のシーンでとある小道具を使うんですけど、何個か前のシーンでもしゃべりながら自然にそれに触れておいたほうがいいって。そうすれば、あとあと出てきたときに、“あ、ここで出てくるんだ”ってお客さんに伝わるからって。完成を見たときに、“たしかにあそこで何も触れてなかったら、急に出てきた感があったかも”って納得しました。
自信は目の大きさに表れる!?
「できないところも含めて、自分が好き♡」(恭平)
――恭一や大沢はギャップのある役だったと思います。彼らのように、「こう見えてるかもしれないけど、じつは…」っていう一面があれば教えください!
高橋 どう見られがち? 琉弥って。
宮世 それを僕に聞いたら話が終わっちゃう(笑)。
高橋 でも僕がプライベートで見てる琉弥とさ、みなさんが見てる姿って違うやん。プライベートで感じてるのは、すごく人懐っこいって感じ。でもなんかこう…ボケるとかではなくて、めっちゃツッコんでくるタイプです。
宮世 恭平がけっこうボケるもん。
高橋 それは、琉弥がボケができなそうなので。
宮世 フフフ。恭平は基本、いつもこんな感じなんですよ(笑)。
高橋 僕ががんばってます(キリッ)。
宮世 それをこうやって、僕がツッコんでます(笑)。
高橋 いうたら、僕の中の数少ないかわいい後輩のひとりですし、年下で仲いい子は、ホントに数人しかいないので。それこそ事務所の後輩でもなかなかいないのに、その懐に入ってこれるっていうのはすごいですし、それが琉弥の人懐っこさというか。僕、あんまり「来てもらっていいですよ」オーラは出さないんで。
宮世 え、そんなオーラ、全然なかったよ!
高橋 琉弥には出さなかったかな、たしかに。
宮世 波長というか、空気が合ったので、すぐ仲よくなりました♪
高橋 そういえば、家にも行ったよね?
宮世 あ、恭平、僕の家に来ました。
高橋 ずっとビデオ通話でゲームしてて、「そろそろ会ってゲームしたくない?」みたいな。「やりづらいやん」って。で、ごはんデリバリーしたよね。
宮世 したね。
高橋 今思い出した! なんかシャレた部屋でしたわ。あと、なんか荷物がいっぱいあった。届きっぱにしてたのか、段ボールがいっぱい。
宮世 アハハハ!
――ところで、ふたりとも自分に自信があるところもステキだと思うのですが…その秘訣は?
宮世 いや、ないです。
高橋 ないことないでしょ。
宮世 自分に自信ある?
高橋 芝居とかはないけどさ、分野によっては、それは…。
宮世 顔?
高橋 ある(キッパリ)。でもやっぱり、ネガティブよりポジティブのほうがいいですし、僕の中では、“まず自分を好きになろう”がこの仕事を始める大前提だった。もともと特技もなかったですし、習い事とかもしてなかったので。でもその中で唯一、“俺、顔カッコいいやん”が最初の気づきやったんで。そっから自信がついてきて、今までやってこれてるんで。自分の魅力は人によって違うのかなって思いますが、俺の場合はそれが顔やったってだけ。自分は自分やから他と比べたくもないし、自分のペースで成長したい。そういう意味では、総じて自分大好きですね。できてないところも含めて。
宮世 自信かぁ…。
高橋 自信あるよ。自信が目の大きさに出とる!
宮世 アハハ! いやでも、プライドは捨てました。昔はたぶんプライドは高かったんですけど、お芝居するうえではいらないんだなって気づき始めて。プライドを捨ててからは、吸収力が全然ちがいますね。決めつけや偏見もなくして、まずはトライしてみるってことを学びましたし、新しい経験もどんどん増えて、楽しくなりました!
『映画 マイホームヒーロー』
2024年3月8日(金)全国公開
出演:
佐々木蔵之介
齋藤飛鳥 高橋恭平(なにわ男子) 宮世琉弥 板倉俊之(インパルス)
大東駿介 淵上泰史 西垣匠 金子隼也/立川談春 神野三鈴
音尾琢真/津田健次郎 木村多江
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2024 映画「マイホームヒーロー」製作委員会