少年忍者の深田竜生くんと7 MEN 侍の矢花黎くんが高校の同級生役に!『マイストロベリーフィルム』でドラマ初共演のふたりには、役を超えた絆が生まれたよ♡ 【マイスト特集♡第1弾】
STモデル・田鍋梨々花と、少年忍者の深田竜生くん、7 MEN 侍の矢花黎くん、吉田美月喜ちゃんがクワトロ主演をつとめるドラマ『マイストロベリーフィルム』が、いよいよ2月15日に放送スタートするよ! 不思議な8mmフィルムが性格も恋愛観も違う高校生たちの日常をかき乱す、ちょっとビターな!?青春群像劇。まずは、深田くん&矢花くんのボーイズトークをお届け。「お互いに自分とは真逆の役を演じてる」と難役に挑戦したふたりが振り返る、自分の青春時代とは……?
ドラマ『マイストロベリーフィルム』あらすじ
誰にも言えない感情を抱いた高校2年生の凌(深田竜生)、光(矢花黎)、千花(吉田美月喜)。ある日、光と千花が校内の倉庫で見つけた8㎜フィルムを映写機にかけると、そこには美しい少女(田鍋梨々花)の姿が。夢中になれるものがないことに焦燥感を拭えないでいる光は、フィルムの中の少女に心奪われ、彼女が何者なのか突き止めようと動き出す。一方、凌は気が進まないながらも光に協力することに。そんなふたりを見守りながらともに行動する千花。3人は謎の少女に迫ることはできるのか。フィルムを通じてもどかしいほどすれ違う、彼らの複雑な思いの行方は――。
収録現場で深田くんが矢花くんに教わったのは、カッコよく見えるパソコンの操作方法!?
――深田くんは感情を表に出さないクールな凌を、その真逆とも言える明るく元気な光を矢花くんが演じていますが、それぞれ今回の役を演じるにあたって意識していたことや監督からのアドバイスはありましたか?
深田 凌と僕の性格は正反対! 川崎監督から「自分自身のテンションが高いときと低いときがあると思うから、凌と近いテンションのときを思い出すと、自然に演じられるよ」というアドバイスをいただいて。なので、すごくテンションが低いときの自分を意識して演じてます。凌はクールであまり感情の起伏がないとは言え、なさすぎてもセリフ棒読みみたいになっちゃうんで、そこが難しかったですね。クールさの中で、どう波を作るかが課題でした。
矢花 今回は、僕も深田くんも、お互いの役を交換するとちょうどいい感じ。
深田 どっちも自分と真逆の役を演じてる(笑)。
矢花 僕が演じる光はピュアで明るいコ。僕も明るい部分はあるけど、だいぶひねくれてしまってて……(笑)。お芝居の経験はそこまでないですけど、お芝居するときは、自分だったらどうするかなとか、そのキャラクターがなんでそういう性格になったのかを考えるタイプなんです。それでも、光のピュアさに追いつけない部分があって、芝居中に“なんか違うかも。光くんっぽさがあんまり出てない?”と思ったら、川崎監督に相談しました。なんでだろうって思ったときは、だいたい根の矢花が出てしまってる(笑)。
深田 ひねくれがね(笑)。
矢花 そう。野球で言うと、ちょっと球が曲がっちゃった投球になっちゃってる。……っていうのが本読みの時点であって、収録現場に入ってからも定期的にあり。そこは気をつけてます。いい意味でも悪い意味でも、僕は考えすぎちゃう。光くんは考えなさすぎるタイプっていうのが、極端に違うところだったんで、苦戦しましたね。
深田 けっこうNG出させていただいて(笑)。
矢花 我々、たっぷりめに……。
深田 頑張りました! でも、女性陣はすごかったですよね。
矢花 (田鍋梨々花さんと吉田美月喜さんの演技を見て)2人で「どうしよう…終わった」って。
深田 「俺たち、ヤバい! 頑張ろう」って励まし合いました(笑)。
矢花 そのおかげでいいものができてると思うので、伝わるといいな。
――逆に、自分の役に共感できる部分は?
深田 うーん。……ないですね(笑)!
矢花 アハハハッ! 断言した!
深田 性格から趣味、何から何までだいぶ似てない。でも、自分じゃない人間になるって、お芝居でしか経験できないので楽しかったです。凌は音楽が趣味なんですけど、僕は詳しく音楽の作り方を知らないので聞いたりしてます。バナさん(矢花)に教えてもらったり。それこそミディコン(MIDIコントローラー)っていう音を作る機械を凌は持ってるんですけど、僕は触ったことがなかったんで、バナさんにどう扱うのが正しいのか見せてもらったりして。パソコンも、カッコいい使い方を教えてもらった(笑)。
矢花 カッコいい使い方じゃない! 普通こうだよっていうのを教えたよ。ふだんカッコつけてると思われるからやめて(笑)。
深田 バナさんは光に共感できるところあった?
矢花 僕は感情を表に出すタイプじゃないけど、心の中にわずかに残ってるピュアな自分と共鳴する部分はあって、感情の部分では共感できるところがいくつかあった。光ほど外に発信する性格ではないけど、誰とでも仲よくなれる、溶け込める力は光と似てるかな。
――お互いに役にハマってるなと思う部分はありましたか?
矢花 深田くんは凌くんっぽいオーラが出てましたね。
深田 え〜!
矢花 凌を俺が演じたらおもしろくなっちゃう。メンバーに茶化されるのが見える! それが様になってるのはすごい。
深田 光はいい意味で気の遣えないヤツなんですけど、バナさんは気を遣える人。でも、ふたりとも共通して優しさがあって、ハマってたと思います。
女性キャスト陣の演技に圧倒!? 反省会で結束を深めたふたり
――深田くんと矢花くんは、最初に共演を知った際、どんな心境でしたか?
深田 僕は、7 MEN 侍の中でも(佐々木)大光くんとか(菅田)琳寧くんとはぼちぼち話したりさせてもらってたんですけど、バナさんとはそこまでの共通点がなかったんで、うれしかったです。もっと話したかったから。
矢花 へ~!
深田 でも、いい人っていうのは有名なお話なので。
矢花 そんなことになってるんですか? 僕の評判は(笑)。
深田 有名な話ですよ。だから楽しみでした。
矢花 少年忍者で話したことないメンバーはいなくて、僕がめんどくさい絡みをしても、みんな優しくリアクションを返してくれる後輩たちばっかり。深田くんとも会ったら話すけど、なんせ少年忍者は母数が多いもので(少年忍者は21人グループ)。共演したときに話すとなったら、21分の1の時間なんですよ。だから、人となりを深く知らないメンバーも多くて、深田くんもあまり詳しく知れてないほう。でも、もともと多少冗談を言い合える仲ではあったから、これを機にもっと仲よくなれるいいチャンスだと思って、僕もすごく楽しみだった。
――もともと深田くんにはどんな印象を抱いていましたか?
矢花 僕は勝手にカッコいいヤツなんだろうなと思ってました。先輩の懐に入っていけて、かわいがられるような、カッコいいヤツなのかなって。でも、思ってた以上にピュアで真っ直ぐなコ。それでいて、ちゃんと考えてることもあるっていうのを、共演して知れたんで、よかったです。いい後輩が近くにいるもんだ! 気づいてなかった~!。
深田 ハハハッ。バナさんは思ったより明るい! いっぱい話してくれますし(笑)。
矢花 もっと根暗だと思ってた?
深田 もうちょっと(笑)。でも、全然! ムードメーカーで、現場を楽しくしてくれて。
矢花 いやいやいや。
深田 いい感じにイジられ役に回ってくれたり、ツッコミもしてくれたり。
矢花 ビジュアル撮影の時点で、イジられそうな空気が出てたもんね。
深田 そうっすね。スタッフさんからもうそういう空気が出てましたね。
矢花 最初に公開されたドラマの写真、あるじゃないですか。あれ、俺以外の3人は立ち位置決まってるのに、「矢花くん、ちょっと後ろ歩いて」って言われて、ろうろろうろさせられた(笑)。
深田 あのときからもうおもしろかったです。
矢花 おかげで“この人、おもしろおかしくしていい人なんだ”って思ってもらえて。僕も助かりました。発信するのは苦手なんですけど、受け入れるのは得意なんで。いいおもちゃになれました(笑)。
深田 おもちゃだったんだ(笑)。
――共演を知ったあとに、連絡を取り合ったりはしましたか?
矢花 この作品への出演のことは、僕が一足早く知って。そのあと本読みの期間は、2〜3回、一緒にごはん食べに行ったね。
深田 反省会みたいなのしましたね。
矢花 「今日も難しかったね~」って(笑)。
深田 お互いに役と自分が逆だから、そこでふたりとも苦労してましたよね。
矢花 そもそもふたりとも、主演という形でお芝居させてもらえるほどのセリフ量を演じた経験がなくて。意見交換しつつ、とにかく女性陣ふたりの足を引っ張らないように頑張ろうって話したね(笑)。
深田 ふたりは本読みからしっかり役に入ってたので。ヤバいなって焦りました。
矢花 「今日、俺が苦戦したとこどうだった?」っていう振り返りもしながら、お互いの折れかけてる心を必死に支え合った(笑)。
深田 なんとかね(笑)。
矢花 おかげで撮影が始まる前には、ちょっとした絆が生まれてた。劇中も親友っていう設定だから、僕ら自身が仲よくなって悪いことはない! 役の中の些細なコミュニケーションにもいい影響を及ぼすし。いい状態で撮影に臨めてると思う!
高校時代のリアル青春は部活とファミレスにあり!
――今回のドラマは高校生の青春を切りとった作品。ふたりにとっての青春と言えば、どんなことでしょうか?
深田 僕の青春はやっぱりスポーツ! 小学校、中学校で野球とサッカーを頑張ってたので。団体競技だからこその、お互いに高め合って、戦って、上がっていく感じが青春でした。あとは授業で先生に怒られると、部活で走らないといけなかったのも、今となっては青春!
矢花 あ~。担任の先生から、顧問の先生に伝わっちゃうやつだ。
深田 そうです。「深田、何やってんだ」って、練習前に走らされたり、球拾いしたり。それもいい経験でした。
矢花 これはそうとうの常習犯でしたね(笑)。
深田 違う違う。たまに! 厳しい顧問だったんで。みんなから笑われて恥ずかしかったのも、今はいい思い出。
矢花 僕も色々あるけど、縛りがあるのが青春だったのかなって思う。
深田 たしかに。
矢花 友だちと遊ぶにしたって、学校で6時間は勉強して、そこから晩ごはんまでの短い時間しかない。それにお金もないし、車に乗るわけでもないから、行けるエリアも限られる。そういう中で工夫することが楽しいのかも。大人になれば、ごはん行くにしてもお店さえ営業してればなんだっていい。大人になってもできないことはもちろんあるけど。それでも高校生のときの2千円と、大人になってからの2千円の重さって全然違う。“創意工夫”があれば、いつでも青春なんだろうな。
――おふたりはどんな高校生でしたか?
深田 普通の高校生でした(笑)。僕は芸能クラスとかではなくて、一般の高校だったので、いちばん普通の高校生だったと思います。小学校、中学校の同級生とワイワイして。学食でよく集まったり。ジュニアの活動がない日は、放課後、友だちとどこかに行ったりしてました。
矢花 僕は打って変わって、通信制の高校。高1~2は、ステイホーム期間みたいな生活を毎日……。
深田 家で何するんですか?
矢花 昼1時、2時くらいに起きて。やることないし、楽器を弾いて。で、気づいたら晩ごはんができてる。
深田 すごいっすね。高1、高2でその生活!
矢花 うん。毎日そんなんだったから、もう思い出せない。ただ2週間に1回登校する日があって、土曜日登校だったから、金曜日に仲間内で集まってたよ。本当はダメだけど、レポートを分担して。「ひとり3枚ね」って言って(笑)。
深田 そういうのも楽しそう。
矢花 でも、高校3年生のときに、このまま卒業はまずいと思った。華の高校生活が、在宅高校生になってしまうって。通信制だったけど部活はあったから、軽音部には所属してて。部員も5人くらいしかいなくて、ほぼ活動してなかったんだけどね。でも、3年生になって突然、部員が増えて、3バンドくらい組める人数になったの。文化祭でバンド組んで弾くのに憧れてたから、ギリギリ叶えた!
深田 そのときから楽器はうまかったんですか?
矢花 「うまかったです」って自分で言うのも違うじゃん(笑)。でも、高1~2年生で普通に友だちと遊んだり勉強する時間を、何もすることがなくて楽器弾いてたから。楽器触ってた時間は果てしなかったよ。さっきの青春の話に戻っちゃうけど、文化祭のとき、自分らで先生と相談して機材を組んでスピーカー繋げて……みたいなことをやってたのは青春だった。あの期間は毎日、帰りにファミレスでごはん食べて帰って。高校生っぽいことしてたな~。
深田 うわ~。ファミレス、いいですね! やっぱ高校生といえば、ファミレス。 ふたりから夢を叶えるアドバイス♪ マイナスの感情が苦境を凌ぐパワーに! ポジティブ思考が目標達成に光をさす!
――登場人物たちにはそれぞれ秘めたる思いがありますが、ご自身がこれまでに悲しみや怒り、切ない感情を乗り越えた経験や、壁を乗り越えたような経験はありますか?
深田 僕は少年忍者の中でも入所が遅めで後輩側。ダンスの立ち位置には1列目2列目3列目とあって、結成してから1年経ったころに、僕は3列目から2列目になって。スキルも何もかも上の先輩メンバーと一緒に並んで踊り始めたときが大変な時期でした。同期のコたちとも離れて、ひとりでいることが多くて。でも、先輩たちに振りを教えてもらって、壁を乗り越えたかな。
――壁を乗り越えるきっかけになったものは?
深田 最初にメンバーの檜山光成がそばにいてくれて。そこから、あじ(安嶋秀生)とか豊田(陸人)くんが、僕が振りを聞きやすい環境にしてくれました。あじが振り付けをするときに、僕のスキルを考慮してくれて「深きょん、これできる?」って声をかけてくれました。できないときは教えてくれて。ときにはレベルを合わせてもらって、支えられました。
矢花 僕はネガティブ思考が根っこにある人間なので、人より悲しくなったり、マイナスの感情になることが多かったんです。でも、それを乗り越えるというか、マイナスの感情になったときは、とことん浸かることにしてます。悲しいときじゃないと見えないことがあるって受け入れてます。楽しいときに「イェーイ!」ってなるより、怒ったり悲しいときのほうがパワーは強いと思っていて。そういう感情をうまく利用しながら、取り込まれないようにして付き合っていこうと思ってます。
――ふたりはアイドルとしても俳優としても、夢を叶えだしていると思いますが、夢を叶える秘訣は何かありますか?
深田 僕はバナさんと逆に、なんとかなるっしょ精神。わりとポジティブなのか、あまり深く考えない性格で、「それ、いいね」ってよく言われます。楽しんでいれば、いい方向に行くんだと思います!
矢花 誰しも挫折やうまくいかなくて落ち込むことはあると思いますけど、そういうときのことを書き留めておくと、あとから自分の助けになったりします。夢って漠然と大きくなってしまったり、逆に叶えるためにはこうしなきゃって、固まった考えにとらわれることがあると思います。なので、集中しすぎないように。自分がまだ思いついてないアイデアがないか考えたり、人に相談して聞いてみると、いろんなやり方が見えて、気がラクになる。あとは、あまりに抱えすぎると心が折れるから、叶えたらラッキーくらいの、肩の力を抜いてるほうが成功するんじゃないかな。
ドラマを見ながらほろ苦い青春の疑似体験を♡
――最後に、今回のドラマの見どころを教えて!
矢花 高校生同士の煮えきらない関係性、甘酸っぱくて、もどかしいコミュニケーションがありながらも、謎のある作品です。終盤に向かうにつれて、お互いの感情の揺れ動き、相手との関係性が複雑に絡み合っていきます。その中で、最初の疑問“結局あのフィルムの女の子の謎は?”っていう部分も紐解かれていく。不思議な要素とリアルな人間関係模様のいいとこ取りですよね! そのあたり、感情移入して見ていただければ、ほろ苦い気持ちになって青春の疑似体験ができると思います!
深田 ありがとうございます! これが全てです。以下同文!
矢花 あっさり一文つけられた~(笑)。
ドラマシャワー『マイストロベリーフィルム』(全8話)
2024年2月15日(木)初回放送スタート
木曜深夜25:29~(MBS)
TVer、MBS動画イズムで見逃し配信1週間あり
FOD見放題独占配信
公式HP: https://www.mbs.jp/mystrawberryfilm/
公式X:@drama_msf
公式Instagram:@mystrawberryfilm
©「マイストロベリーフィルム」製作委員会・MBS