増田貴久さん&浮所飛貴くんがドラマ『ギフテッド』で最強バディに。難事件をスッキリ解決!
『金田一少年の事件簿』の原作者による人気コミックが連続ドラマになった。並はずれた推理力を持つ天才刑事と、殺人犯を見抜く眼を持つ高校生、という歳の差バディが難事件に挑む本格ミステリー。演じるのは、NEWSの増田貴久さんと、美 少年(ジャニーズJr.)の浮所飛貴くん。ドラマ初共演の二人にお話を聞いたら、まるでお笑いコンビのような絶妙なボケとツッコミでナイスなバディぶりを見せてくれました!
Q. 最初にこのドラマのお話を聞いた時は?
増田「僕はもうずっと前、3月ごろだったかな、にお話を聞いて」
浮所「え? そんな前に!? 知らなかった」
増田「結構あとのほうだものね、浮所に決まったのは」
浮所「え〜! そんなこと言わないでくださいよ(笑)」
増田「お話をいただいて、すごくうれしかったですね。まず漫画を読んで、ぜひやらせてくださいってすぐに返事しました。僕の演じる天草は漫画ではシュッとしたイケメンで。シュッとしたイケメンじゃないから、まず金髪にしよう!と心の準備をして。そしたら、金髪にはしないでほしいと言われてプランが崩れて(笑)。なら、見た目はいっさい寄せずにいこうと」
浮所「いや、そんなことはない(笑)。僕もお話いただいてめちゃくちゃうれしかったです。同じグループの岩﨑(大昇/美 少年)がミッチー(道枝駿佑/なにわ男子)と『金田一少年の事件簿』でお世話になってて、天樹先生歴としては後輩になるんですが、お芝居が大好きなんで、天樹先生の作品に出られることが本当にうれしかった。高校生役なので、制服がまだ着られるというのもうれしかったです」
Q. お二人はドラマ初共演ですね
増田「年末のカウントダウンライブで会うたびに、イヤモニ(ライブ中にするインイヤーモニターと呼ばれるイヤホンのこと)の話しかしてなかったね」
浮所「はい、1年に1回、会うたびに」
増田「4年目にしてようやく初共演。浮所はふところに入ってくるスピードが速い(笑)。現場をいつも盛り上げてくれて、人づき合いがうまいを通り越して、距離感がバグってる」
浮所「あははは」
増田「僕も距離感うまいほうだと思うんだけど、それを通り越しててすごい」
浮所「うれしい!」
増田「ドラマは1話完結なので、毎回いろいろなゲストの方が出てくださる。1話ごとにチームを作っていくので、ゲストの方が現場に入りやすいように浮所も気にしていてくれて、すごく頼もしい」
浮所「ありがとうございます! 年に一度のカウントダウンライブや、バラエティ番組で何度かお会いしてても、ちゃんとお話ししたことがない中で、この作品が決まって。増田くんは、すごく優しい印象だったんですが」
増田「が?」
浮所「が、じゃない(笑)! 増田くんはめちゃめちゃ面白くて、すごくボケてくれるんですよ、早朝から。メイクさんに、二人は毎日コントしてるよね、って言われるぐらいに笑いにあふれた現場です。そういう雰囲気を作ってくださるのは増田くんで、頼りがいのある大きい背中を見せてくれる先輩です!」
「わきあいあいとしたいい現場です」by増田
Q. 現場の雰囲気は良さそうですね
浮所「素晴らしいですよ!」
増田「重いテーマを扱うことが多いけど、楽しいシーンや休み時間やご飯の時間とかは楽しく過ごさせてもらってますね。和気あいあいとしているのを見ると、あぁいい現場だなぁと思って、楽しく撮影させてもらってます。ただ、外がすっごく暑いんですよ」
浮所「アッついですよね!」
増田「だから監督がアイスやかき氷を差し入れてくれて。NEWSのメンバーからも、すっごく暑い日に洋菓子の差し入れがあってまぁ……メンバーは状況がわからないからしょうがないんですけど(笑)」
浮所「差し入れで言えば、増田くんの差し入れの量がハンパじゃないんですよ! 飲み物や食べ物もそうですけど、ドラマTシャツとか、サンバイザー……?」
増田「アームカバーね」
浮所「そう、アームカバーです(笑)。ギフテッドって書いてあるアームカバーをいただいて、それも、やまだ……あ山田くんって言いそうになった(笑)」
増田「はい! お疲れさまでした!」
浮所「ごめんなさい! 増田くん、です。増田くんからいただいたアームカバーをスタッフもみんなで愛用させていただいて。みんなで仲良く、楽しい現場になってるのはすべて増田くんのおかげです!」
「僕らしさが出ないよう、クールに演じてます(笑)」by浮所
Q. お二人の役どころと、演じる上で心がけていることは?
増田「天草那月は天才で知識量がすごく多くて、いろんなヒントをパズルのように繋ぎ合わせて推理していきます。犯人たちと向き合う中で那月の感情も実は揺れてるんだけど、その感情を表を出さないように、那月自身はブレないという雰囲気をキープしたいなと思いながら演じています。“殺人は絶対に許されることじゃない。けど僕は誰かの気持ちまでは否定しないよ”と言うセリフが印象的で。那月が犯人の気持ちと向き合う感情のバランスは大事にしています」
浮所「四鬼夕也くんは、幼い頃に両親を亡くしている少年で、殺人を犯してしまった人に黒い影が視えると言う生まれながらの異能力を持ってる、いわゆるギフテッド。すごくクールなんです。僕は今までドラマに出さしてもらうと八割五分クールな役をいただくんです。でも、僕は全然クールじゃないんですよ」
増田「でも楽屋じゃぜんぜんしゃべらないよね」
浮所「そんなことないです! めっちゃしゃべるじゃないですか(笑)。でも夕也くんはクールなので、真実を追い求める雰囲気や眼の表情を意識しながら演じています! 浮所らしさが垣間見られないように気をつけつつ(笑)」
Q. それぞれ役柄と似ているところはありますか?
増田「天草は自分に自信があって自己愛が強いし、人のことも好きで、いろんなことに興味があって、というところは僕もそうだなと思う部分ですね。自分のことを自分が一番認めているから、人にも優しくできる。まぁ、それを自分で言うとちょっと気持ち悪いか。ちゃんと人のことを見ていて、人を好きになる、と言うのは僕も心がけていることです」
浮所「いや!気持ち悪くないですっ! 僕は運動神経の良さですかね。夕也くんは古武術ができて、作中でもアクションシーンが散りばめられてて、運動神経いいコだなぁと思ってて。僕も小・中・高と体育には自信があって。バク宙もできるし、そこは夕也くんと唯一似てるとこですね」
Q. 撮影中のやっちまったなと言うエピソードはありますか?
増田「那月も、同僚の竜崎(泉里香)もセリフが多くて。相手がミスった時のすみません〜、に何も言わないという(笑)。夕也はセリフが本当に少ないんですよ!全然しゃべらないで、最後にひとこと美味しいセリフをポンッて言って終わりみたいな。なのに、それでかんだりするんですよ!(笑)」
浮所「す、すみません!声がガラガラしちゃってて」
Q. 大量のセリフはどう覚えてるんですか?
増田「頑張って覚えます(笑)。でも、時間がない時は台本を景色で覚えるかな」
浮所「へ〜!どういうことですか!?」
増田「くわしくは教えられない。僕が培ってきたものだから(笑)。どう覚えてる?」
浮所「僕は、会話の流れを覚えてから、最後に細かく覚えていきます。最近お風呂場で覚えることが多いです。なので気持ち台本がしなしなです(笑)」
「増田くんの決めセリフがカッコイイんです!」by浮所
Q. お互いの役のカッコイイなと思う部分を教えてください
増田「夕也は鬼の眼と言う、殺人を犯した人に影が見える能力を持っているので、影を見た、と言う夕也の眼のアップを印象的に撮るシーンがあるんです。ドラマの中心になる、そこから始まっていくようなシーン。僕もあんな風にカッコよく撮って欲しいなぁって思いますね(笑) 」
浮所「那月さんは推理が繋がるまでに目を閉じて整理するんですけど、頭の中で繋がったタイミングで眼を開けて、見つけたよ君が、見つけた、、証明するよ、、」
増田「ちょっと!カッコイイとか言いながらわかってないじゃん!」
浮所「わかってます!(笑)。でも細かいセリフが出てこない」
増田「『見つけた。証明するよ、君の視たものを』です。でも、いま言えてないんで、ダメです!違うのください!」
浮所「わわわ、すみません!」
増田「他にもあるでしょカッコイイとこ!いっぱいあるでしょ!なにカッコイイとか言ってミスって。先輩だぞ!(笑)」
浮所「すみませんすみません!(笑)。でもそのシーンの決めセリフが、コナンで言う"真実は一つ!"みたいな」
増田「どうせなら金田一で言って(笑)」
浮所「あ(笑)。そう言う増田くんの決めセリフが、毎回カッコイイなと思って。その後の謎解き、ずっと増田くんがしゃべるんですけど、からまっていたヒモが解かれていく瞬間は、僕たち聞いてる側も気持ちいいです。そんな増田くんがカッコイイなと思います!」
増田「ちょっと聞こえてないです」
浮所「聞いてましたよ、めちゃくちゃ聞いてましたよ(笑)」
「二人とも人見知りしないタイプなんだよね」by増田
Q. お二人がバディを感じる瞬間は?
浮所「つねにですよ、つねに! ね!」
増田「撮影に入ってすぐのころに、僕が事務所の車で昼休憩していたら、隣いいですか?って横に座ってきて。何か聞きたいことでもあるのかなと思ったら、横でずっと携帯見てるんですよ(笑)。なんかほんと距離感がおかしいなと(笑)」
浮所「バディ役だし、やっぱり少しでも増田くんと一緒の時間を過ごしたいなと思って。しばらくそうしてたんですけど、撮影がつづいて増田くんが休めてないのは申し訳ないなと思って最近は控えるようにしてます。でも、いま聞いた感じだとうれしそうなので、また再開しようかなと思います(笑)」
増田「いや、いま車に荷物が多くて」
浮所「それいつも断る理由に使うんですよ!」
増田「松島聡くんから誕生日に大きい絵をもらって、まだ持ち帰れてないんで。聡ちゃんに助けられてます(笑)。撮影のクランクインの時に、お好きだと聞いたので、ってコーヒー持ってきてくれたんだけど、その時に僕は車の中でコーヒー飲んでたんですよ(笑)。ありがとう、って言ったんですけど、甘いのだったので半分ぐらい残しちゃったんですけどね(笑)」
浮所「え〜!!」
増田「そういうのもありつつ、かわいいなぁと。警察官と高校生がバディを組んでいるというこの作品の面白さを、自分たちなりに、こうしたほうが伝わりやすいよねとか話しながら一緒に作ってますね。プライベートな話をするというよりは、現場の話をしてるね」
浮所「今後はプライベートな話もしていきたいと思います!」
Q. 二人の共通点もありそうですね
増田「お互い人見知りしないタイプだね」
浮所「そうですね、二人でいると会話が止まないですね。ずっと話せちゃいます」
増田「ゲストの方を二人で質問攻めにしてる(笑)」
浮所「確かに!」
増田「ゲストの方が現場に入りやすい雰囲気ができたらいいなと、僕が質問していると、そこに浮所も入ってくれて会話してる。結構相手は迷惑するぐらいに(笑)」
浮所「チームワークは抜群ですよ!」
Q. お二人の”ギフテッド”、生まれながらの才能は?
増田「なんかある?」
浮所「僕はめっちゃポジティブ人間なので、自分で言うのもアレですが、僕と一緒にいてくれる人はみんなハッピーになります!」
増田「自分では言わないけどな(笑)」
浮所「本当なんですって!増田くんもハッピーじゃないですか?」
増田「僕はもともとハッピーだから」
浮所「そ、そっか!マジでポジティブ人間なんで、ネガティブなことは吹き飛ばすぐらいの元気さは、生まれながらに持ってます。コミュニケーション好きみたいなとこは天才です!僕といたらハッピーになれます!」
増田「この仕事をさせていただいてる状況も全部そうだし、人や仕事との出会いとかの運のようなものは天才的だったら今があるように思います。でも、僕はひとつひとつ続けながら、楽しみながら頑張ってきました。全然、天才みたいなことはないです。彼はあるみたいですけど」
浮所「え?え?僕も、僕もないです(笑)」
増田「これまでの全部、いろんな紐を解いていったらみんな繋がってていまがあるし、自分の周りに関わってくれる人がいて、そう言う人との出会いがやっぱり大きかったなと思います」
「浮所は僕のこと尊敬してないんですよ(笑)」by増田
Q. 撮影で毎日一緒にいることで見えてきた意外な部分はありますか?
増田「浮所はすごく人なつっこいし、かわいいやつだなと思うけど、でも意外と僕のこと尊敬してないなって」
浮所「そんな! めちゃくちゃしてますよ!」
増田「じゃ、ジャニーズで尊敬している先輩1位は?」
浮所「中島健人くんです」
増田「2位は?」
浮所「櫻井翔くん」
増田「3位は?」
浮所「佐藤勝利くん」
増田「ね。僕のことすっごい好きな感じ出してくるんですけど、そんなに好きじゃないと言うのを感じましたね、この数ヶ月で(笑)」
浮所「いや、好きです好きです(笑)!」
増田「同じグループでは、金指くん以外とは一人ひとりお仕事させてもらってる」
浮所「そうですね、那須(雄登)はWOWOWのドラマ『パレートの誤算〜ケースワーカー殺人事件』、佐藤(龍我)とはドラマ『ゼロ 一攫千金ゲーム』」、(岩﨑)大昇とは『ザ少年倶楽部』で歌で、藤井(直樹)は借りぐらしのアリエッティ……じゃなくて『レンタルなんもしない人』」
増田「すごい間違え方(笑)! 僕的には、いろいろと絡ませてもらってるグループなので、応援してます。美 少年って名前がすごいなって思ったけど(笑)」
浮所「ありがとうございます! 僕はNEWSさんのコンサートはほぼ毎回見させてもらっています。NEWSさんは楽曲もステキですし、歌もうまいし、コンサートの演出をイチから全部考えてらっしゃる。そういう姿がカッコイイと思っています。僕は歌がうまい方が大好きで、NEWSさんの歌のうまいとこはスゴいことだなと思っています!」
増田「ありがとうございます!」
天才刑事と異能の高校生がタッグを組み、難事件のナゾを解く!
<ストーリー>
並はずれた推理力を持つ自信過剰な天才刑事・天草那月(増田貴久)は、飛び降り自殺と思われた現場で犯人を言い当てたクールな高校生・四鬼夕也(浮所飛貴)と出会う。夕也は「殺人者に影が視える」という特殊な才能の持ち主だった。那月は夕也を強引に、ある富豪殺害事件の捜査に協力させる。しかし、夕也が影を視た人物には完璧なアリバイがあった。しかし、四鬼の視えたことを那月の頭脳が実証することで富豪殺害事件の謎は見事に解決した。そして、"四鬼家"に何かを感じた那月は、夕也の屋敷に住み込むことにした。
遠慮知らずの那月は自分のコレクションを屋敷に持ち込み始めるが、アンティークの置物やペルシャ絨毯など、どれも高額なものばかり。さらに、自宅の岩風呂で入浴中の夕也のもとへ押しかけ、"裸の付き合い"で距離をつめていく那月。いったい那月とは何者なのか。夕也がときおり見せる影のある表情にはどんなわけがあるのか。徐々に四鬼家の闇へと迫っていく那月…。
天草那月(増田貴久)
警視庁・捜査一課7係・巡査部長
名門・東都大学を主席で卒業。アメリカ留学経験あり。犯罪心理学に精通し、過去のあらゆる犯罪が頭に入っている。並はずれた推理力、洞察力、論理的思考を持つ自信家でつねにマイペース。実は甘党。
四鬼夕也(浮所飛貴 [美 少年/ジャニーズ Jr.] )
港学院高等学校3年B組。
「四鬼神流古武術」を受け継ぐ四鬼家の一人息子。過去に殺人を犯した人を視ると、その人の身体に黒い”影“がかかって見える。それは生まれつきの力(=ギフテッド)によるもの。
真犯人、君が視て、僕が証明する
東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ ギフテッドSeason1
8月12日(土)から放送中
東海テレビ・フジテレビ系全国ネット 毎週土曜夜11:40〜
出演:増田貴久 浮所飛貴(美 少年/ジャニーズ Jr.) 泉里香 松井玲奈 柏原収史 小手伸也 田中麗奈 ほか
原作:天樹征丸 漫画:雨宮理真
主題歌:NEWS「ギフテッド」(Johnny’s Entertainment Record)
制作協力:テレパック
製作:東海テレビ/WOWOW
★ギフテッド Season2は、 10月14日(土)スタート!
WOWOWにて放送・配信 毎週土曜夜10:00〜 ※第1話無料放送