嬉しいサプライズの連続！7月21日（金）【SEXY ZONE LIVE TOUR 2023 ChapterⅡ】横浜アリーナ公演をレポート！

Sexy Zoneが6月に発売したアルバム『ChapterⅡ』を引っ提げて全国7都道府県をめぐるアリーナツアー。7月21日（金）に開催された横浜アリーナでの公演の模様をレポートするよ！　彼らのファンへの想いがつまったライブは終始、楽しさしかない多幸感たっぷりの空間でした♡

”夜の東京”をイメージしたセットで攻めるパフォーマンス！

東京タワーや渋谷のスクランブル交差点を思わせるセットが組まれたステージ。それぞれの場所で誰かに追われるSexy Zoneの映像が流れると、スモークの中から4人が登場！　炎の特効を背負いながら、彼らの力強さとライブへの勢いを感じる『BUMP』や『Freak your body』『極東DANCE』などを続けて披露！　松島聡くん「声出す準備できてますか？　今日の幸せな思い出をたくさん作っていきましょう！」、佐藤勝利くん「声出していいんだぞ！　盛り上がってこうぜー！」、菊池風磨くん「声の出しかた、思い出した!?」、中島健人くん「俺たちに今日は愛情というエネルギーくれんの!?　いい加減、気づけよ。俺たちがセクシーってことに」と挨拶すると、会場のボルテージはさらに上昇！　

魅せて聴かせる、瞬き厳禁の映像や光の演出

曲中、彼らが歩く花道の床や、せりあがるセンターステージの側面など、LEDがたくさん使われていたり、歌詞に合わせて彼らの小さいころのばぶすぎる写真を映し出したり、曲によって会場の色が変化する目にも楽しい演出！　その演出の楽しさは、途中に挟まれるVTRにも。曲が終わり暗転すると、追われていた彼らがとあるスナックに逃げ込むVTRが流れる。そこには、スナックで働くキャストに扮する芸人のガンバレルーヤさんが！　お店でかくまってもらうためにガンバレルーヤのムチャぶりに次々とこたえていく4人。ついに「あら完璧じゃない。それじゃそのままステージに行ってらっしゃい♡」とOKをもらったところでVTRは終了。そして再びステージに現れた4人は、肩パッド入りのジャケットにタイトなスカート、さらにはふわふわのソバージュヘアと80年代を思わせる姿！　そのバブリーないでたちで『Maky you Mine』、『せめて夢の中だけは君を抱きしめて眠りたい』をムーディーに美しく熱唱。見て聞いて楽しいライブならではの空間に、彼らのファンへのサービス精神の高さを感じられた。

4人全員の個性と魅力が光るソロコーナー

それぞれのパフォーマンス力が光るソロコーナーも大充実！

佐藤くんのソロ曲『雨に唄えば』は、幼少期のワクワクを大人になって思い出すちょっぴり切ない歌詞がリズミカルな優しいメロディとマッチするナンバー。ベージュチェックのセットアップで登場した佐藤くんが腰に手を当て「えっへん！」とポーズをとると、客席からは「かわいい♡」と歓声があがっていたよ。

菊池くんのソロ曲『My World』は、どんな声も跳ね除け、世界をとりにいくラップ詞が印象的な攻めの姿勢を感じる1曲。黒のノースリトップスにゴールドのネックスをじゃらっとつけた衣装で、頼もしさと色気、ときにみせる悪戯な表情も全てが菊池くんにしかできないパフォーマンスで圧巻！　

センターステージに座った体勢で始まったのは、松島くんのソロ曲『Turbulence』。赤チェックのシャツをポイントにしたロックな衣装で炎の特効やレーザーの光を使いワイルドなパフォーマンスを披露！　自分らしさと葛藤する繊細さも感じる歌詞としなやかで軽やかなダンスとのバランスも絶妙！

中島くんのソロ曲『ROSSO』ではネイビーのスーツで、右手にだけ赤の手袋、左手にワイングラスを持って登場。ジャジーにツヤっぽく歌いあげると音が止まり会場が静まる中、中島くんだけが映し出される。グラスを傾け飲み干す仕草をすると、くちびるを色っぽく指でなぞり、会場からは悲鳴のような声が！　さすがセクシー王子♡

椎名林檎さんが作詞作曲した新曲『本音と建前』も初披露！

菊池風磨くんが主演して話題のドラマ『ウソ婚』の主題歌で9月20日にリリースされる新曲『本音と建前』をサプライズで披露！　モニターに曲のタイトルが映し出されると客席からはこの日いちばんの大きな歓声があがる！　初めて披露されたパフォーマンスには、菊池くんが中島くんの手を引きエスコートするような瞬間も。サプライズはまだまだ続き、新曲のカップリングに収録される『Try This One More Time』も初パフォーマンス！　中島くんのラップから始まって今までになかった新鮮さで会場中が大盛り上がり！

Sexy Zoneのこれまでとこれから、ファンへの想いにあふれる挨拶

本編のラスト曲を歌う前、4人がひとりずつ語った熱いあいさつをほぼ全文で紹介！

中島健人くん
「横アリ初日です。その場にみなさんがいます。そして俺らもいます。それがSZのライブです。ふぅ……喉乾いた。みんなは大丈夫そ？　乾いてるよね。……まぁ、俺の存在？　俺らの存在？で少しでも潤うことができたらなって思っちゃったりなんかしちゃって（笑）。みなさんのこういう楽しい声援、黄色い声援をいつもエネルギーにステージに立っています。そしてライブに立つごとに思います。日々、生きていく中ですごく人生の緩急みたいなのがある中で、みんなに会えるとどんなに落ち込んでいても、ひとりの人間としてもアイドルとしても、すごく強くなれる気がしていて。本当はエネルギーを与えなきゃいけない立場なのに、いつもみなさんからライブを通じて、いろいろなメディア、SNSを通じて、エネルギーをもらってます。ありがとう。今の自分、SZの全力を注いで、これからもステージの上に立って、みなさんと一緒に前に進みたいと思っているので、その先にあるバラの蕾を一緒に咲かせにいきましょう。みなさん、本日はセクシーサンキュー」

佐藤勝利くん
「『ChapterⅡ』、“第二章”と題してツアーを回っています。今回は攻めるということをテーマにしてやっていて、そして“これからずっと攻める”と言ってたきたと思うんですけど、何をしたいかって言ったら、逆に聞こえるかもしれないけど、Sexy Zoneを守りたくて。攻めることで、今のSexy Zoneが守られると思うし、攻めることで、前向いてるように見せられると思うし、それでSexy Zoneがずっと前を向いて進んでいける。だから攻める攻めるって言っているけど、僕はSexy Zoneを守るためにそうしたい。そしてそれがみんなを守ることにつながっていってほしいなって思っています。これからもどんどん攻めていくし、攻撃は最大の防御って言うぐらいだから、攻めて攻めて、その先ずっとSexy Zoneを守り続けていけたらなって思っています。みんなのことも守らせてください（照）。どんどん上を目指して攻めていきます。ずっとずっとついてきてほしいなって思います。今日は本当にありがとうございました」

松島聡くん
「まだ声出せますか？（歓声）メンバー分、声出せます？　じゃあやってみる？　いくよ？　ケンティー！（客席：ケンティー！）、風磨！（客席：風磨！）勝利！（客席：勝利）、聡ちゃん！（客席：聡ちゃん！）、マーリ（マリウス葉）！（客席：マーリ！）、Sexy Zone！（客席：Sexy Zone！）……素晴らしい！（歓声と拍手）。声を出すことができて、みなさんのエネルギーを直接もらうことができて、本当にうれしかったですし、いちばんはずっと笑っていたいですよね。楽しいこともみんなと共有できたらいいなってことがいちばん伝えたいことです。人の心への寄り添い方ってたくさんあって。僕たちの場合は音楽とか、パフォーマンスとか、文章だったり、いろいろな表現方法があると思うけど、そのひとつひとつを、今日会場に来てくださっているみなさんにもそうですし、今日来られなかった方、全てのファンの皆さんに愛をいろんな形で届けていきたいなって改めて思いました。きっとみなさん、自分自身で乗り越えなきゃいけないこともきっとたくさんあるだろうし、仲間と共に乗り越えなきゃゃいけないこともたくさんあると思うんですけど、決して自分ひとりだけだと思わずに、僕らもいますし、Sexy Familyとして、お互いを支え合って行けたらいいなと思いました。本当に素敵な時間をありがとうございました」

菊池風磨くん
「“ChapterⅡ”と題しましたのには訳がありまして。まずはみなさんのおかげで、ドーム公演を昨年完走することができました。長い時間待たせてしまいましたが、みなさんと一緒に5人でドームに立てたことは、僕たちの宝物だと思っています。ただ、そこで燃え尽きるのではなくて、ここからもう一回、帯を締め直して、また新章開幕、幕開けといきたいなという意味も込めて、“ChapterⅡ”にしました。もちろん5人から4人になって、マリウスが卒業して。……マリウスは今、インスタグラマーとして頑張ってるみたいで。マリウスのインスタものぞいてみてほしいんですけど。この間、ケガをしたと知って心配しているんですけど（松島くん「ちゃんと病院行ったみたいです」）。彼の話を聞いているとパリピな部分があるみたいで。怪我には気をつけてパリピでいてほしいなと思いますけど（笑）。それぞれの道をそれぞれが歩いていく中で、僕たちはみなさんひとりひとりの背中を押せる存在になれればいいなと日々、尽力してまいりたいと思います。また大きい夢を見るため、今はまだ夜明け前かもしれませんが、夜明けの綺麗なオレンジを見にいくこの曲でひとつになりたいなと思っています」

4人の想いを伝えて始まったのは『Sad World』。そのとき、ファンが持っていたペンライトはいっせいにオレンジ色に。これは、昨年末を持ってグループを卒業したマリウスくんのメンバーカラー。これまでのSexy Zoneを守りながら、攻める姿勢で未来へと進む彼らの頼もしさと優しさ、そして彼らを見守るファンとの絆をたっぷりと感じたライブでした。

彼らにとって初となる“三大ドームツアー”も発表！

アンコールが終わり、中島くんが「楽しかったか!?　叫びきったの？　まだまだ叫べる？　最後に俺らの名前、叫べる!?」と言い、さぁ全員でグループ名を叫ぶぞ……というところで、会場が暗転し真っ暗に！　するとモニターに12月に東京・大阪・福岡で行われる“三大ドームツアー決定！”の文字が！　彼らの声がかき消されるほど大きな歓声があがり、サプライズはまたしても大成功！　そのときにステージ上で撮影していた写真と動画は、彼らの公式Instagram（＠sexyzone_j）にアップされているから、チェックしてみてね♡