ドラマ『罠の戦争』に出演!いま気になる俳優・杉野遥亮さんに会ってきた!
『銭の戦争』『嘘の戦争』と、草彅剛さん主演でヒットしてきたドラマシリーズの第3弾『罠の戦争』がスタートするよ! 今回の舞台は政治の世界。秘書という弱者が、政治家という権力者とどう戦い復讐をとげていくか、リアルな世界観の中でスカッとさせてくれそう! このドラマでちょっとナゾのある役を演じているのが杉野遥亮さん。数々の話題のドラマに出演する、気になる俳優さん杉野さんにSTが話を聞いてきたよ。実はサプライズ好き、らしい!?
「読者のみなさんにも、スカッとする部分があるんじゃないかな」
Q. シリーズの前作『嘘の戦争』にも出演されていました。今作までの6年でご自身に変化はありましたか?
「そうですね、いろいろ変わりましたね。向かう方向も180度違いますし、根本的に変わったんじゃないでしょうか。昔は撮影現場がこわいと思ってましたから。その時こわかったっていうのは、特別にプロ意識があるわけではなかったですし、現場に仲間としゃべりに行くとか、ちょっと仕事に行くとは違う感覚だったかもしれないです。でも今はとても居心地がいい。それはやはり、撮影現場はプロとして作品に向き合うっていうことをちゃんとやるところだなって思えるようになったからです。そこは大きく変わったところだと思います。舞台の仕事を経験したことも大きいですけれど、徐々に変わってきたんだと思います。いろいろなことが作用して、いまの自分が形成されているなと感じます」
Q. 今回の役を演じる上ではどんな向き合い方をされていますか?
「蛯沢眞人役に関しては、台本の行間を埋めるのが結構難しいですし、気持ちをどう動かしていくかというのも難しいなぁと思ったりしました。でも、撮影していく中で、別にこれはこういうことでいいのかって楽観的にとらえることができました。このセリフを言うのってどういう心理なのかなと難かしく思ったりすることもありますけれど、でも人ってその時々によって考えることが違うこともあるし、いろいろと考えが行ったり来たりすることもありますから。それは現場でやっていく中で知った感じです。今まですごく堅く考えた部分も、現場で演じる中で自分がどう感じるかなんじゃないかと。もちろん役柄によって特徴的なこととかは役作りとしてやりますけど、それよりも、やっぱりその役を知っていく作業をやっています。今回も植物に関することだと話が止まらなくなる役なんですけど、だからといって植物のことをどうとかってことではなく、そこに対して熱くなる、という気持ちの方をどう作っていこうかなと考えているんです。でもそれって、わりと当たり前のことなので、特別なことではないです」
Q. 主演の草彅さんは撮影現場でどんな感じなんですか?
「草彅さんの現場での居かたが、素敵だなと思っています。厳しさもありますし、優しさもありますし、ユーモラスな部分もある。根底に仕事に向き合う厳しさがあるから素敵なんだろうなぁ、と僕は感じているんですけれど、ご本人に伝えてそんなことないよって言われたらおしまいですけど(笑)。でも僕はそう感じています」
Q. ドラマでは罠が描かれますが、ご本人はどっちかというとだます方?だまされる方?
「サプライズは好きです。でも先にしゃべっちゃってバレるパターン(笑)。なんだか、自分がうれしくなって先に言いたくなっちゃうんです。ドッキリはされたことはないです。でも別にされたいとも思わないです、はい(笑)」
Q. では読者にドラマの見どころを!
「復讐劇だからドロドロした部分もあり、人間不信になるドラマなんじゃないかなと思ったりもしますけど(笑)。でも、勧善懲悪のようなところがあるので、読者のみなさんも日々の出来事や感情に何か引っかかったり刺さったりして、きっとスカッとする部分があるんじゃないかなと思います。すごく面白いストーリーですし、見応えある作りになっているので、このドラマがエンタメを深く知っていくきっかけになってくれればいいなって思います。僕も10代の頃は結構ドラマ観ていたんです。内容の詳しいことは分からなくても、面白いドラマは何か伝わったり感じたりするものだなと思うんです。今回もそんな風に伝わっていけばいいなと思います。10代の頃、僕は自分が全てだと思っていたから、大人は何で自分のことを理解できないだって思っていたんです。それがいま逆転した感じで、10代の人が何を考えてどう感じているのかわからないんです。だから何を言えばいいのかわからない、というのが正直なところですが、でも、このドラマが面白いのは確かです!」
キャストも主題歌も、気になる見どころがいっぱい!
最初は不穏な動きをする青年として登場してくるのが、杉野遥亮さん演じる蛯沢眞人。眞人がどんな風に成長していくのか、草彅さん演じる鷲津とどんな関係性になっていくのか見どころだね。ほかにも、気になるキャストが登場するので、ピックアップ!そしてなんと主題歌が!
●総理大臣役は高橋克典さん
ドラマの中の日本の総理大臣・竜崎始を演じるのは高橋克典さんだから、カッコイイ総理の誕生だ!与党・民政党幹事長、女性の厚生労働大臣などなど、リアルな政界の顔ぶれと比べながら見るのもちょっと楽しく(恐ろしく?)なりそう。
●草彅さんの息子役は白鳥晴都くん
2019年にスカウトされて、2021年からさまざまなドラマに出演。映画『とんび』『ぜんぶ、ボクのせい』と大役に挑み、その演技力が高く評価されている、いま注目の俳優さん。このドラマではどんな表情を見せてくれるか、お楽しみに!
●「空気階段」の水川かたまりさんも出演
2021年キングオブコント王者「空気階段」の水川かたまりが、衆議院議員会館事務員の小鹿さん役で出演するので、お笑い好きのコも要チェックだね。
●主題歌は「香取慎吾×SEVENTEEN」の『BETTING』
ドラマの主題歌が「香取慎吾×SEVENTEEN」として制作した楽曲『BETTING』だというのも超注目ポイントだね。昨年の夏に香取慎吾さんとSEVENTEENが出会い、交流を深める中で意気投合してコラボレーションがスタートしたんだって。SEVENTEENが日本でアーティストコラボレーションするのは今回が初!どんな楽曲なのか、楽しみすぎる!ドラマの放送開始とともに初解禁なので、お見逃しなく!
弱者による権力者へのリベンジエンターテインメント!
<ストーリー>
鷲津亨(草彅剛)は、衆議院議員・犬飼孝介(本田博太郎)の第一秘書を務めている。20年前、路頭に迷っていた自分に手を差し伸べてくれた犬飼に、命がけで尽くしてきた。亨の献身的なサポートにより、犬飼は内閣府特命担当大臣にまで上りつめた。
大臣就任後に開催された政治資金パーティ。会場には内閣総理大臣・竜崎始(高橋克典)、与党・民政党幹事長・鶴巻憲一(岸部一徳)も姿を見せる。しかし、招待客にまぎれ込んで不穏な動きをする青年・蛯沢眞人(杉野遥亮)が犬飼の様子をうかがっていた。
そんな中、亨のもとに妻の加南子(井川遥)から、中学生の息子・泰生(白鳥晴都)がケガをして意識不明の重体だという知らせが入り・・・。
『罠の戦争』
1月16日(月)スタート
カンテレ・フジテレビ系・月曜夜10:00〜10:54 ※初回15分拡大
出演:草彅剛 井川遥 杉野遥亮 小野花梨 坂口涼太郎 白鳥晴都
小澤征悦 宮澤エマ 飯田基祐
本田博太郎 田口浩正 玉置裕規
高橋克典 片平なぎさ 岸部一徳
公式サイト https://www.ktv.jp/wana/