吉沢亮さんが初の医師役に！　新ドラマ『PICU 小児集中治療室』スタート！

凶悪組織の総長も、お札の顔・渋沢栄一もと、これまでさまざまな役を演じてきた吉沢亮さんだけど、なんと医師役は今回が初めて。舞台は北海道の病院に新設された小児集中治療室。北海道生まれ、北海道育ちの、不器用で純朴な”どさんこドクター”が、一刻を争う子どもたちの命の現場に立ち向かうという新しい医療ドラマだよ。

子どもたちのためのICU（集中治療室）を舞台にした、新しい医療ドラマ

PICU（Pediatric Intensive Care Unit）は、小児専門の集中治療室のこと。高度で集中した治療を必要とするおよそ15歳以下の子どもたちの命を救うため、専門の医師と看護師が各専門分野の医療スタッフと連携しながら治療にあたります。

実は、日本は小児死亡率の高さが深刻な課題なんだって。
ドラマの舞台は北の大地・北海道。豊かな自然に恵まれた広大な土地ゆえに、刻一刻を争う患者の搬送に時間がかかる過酷な環境。それだけに、大規模なPICUの運営は難しいと言われてきたのだとか。

物語では、駆け出しの小児科医が先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして１秒でも早く搬送できる医療用ジェット機の運用を可能にするために奔走します。

オリジナルの脚本を『監察医朝顔』のスタッフが制作するこのドラマ。吉沢亮さんのファンも、医療ドラマ好きも必見だよ。

一刻を争う子どもたちの命に、命がけで向き合う医療スタッフたち

＜ストーリー＞

　北海道で生まれ育った志子田武四郎（吉沢亮）は、丘珠病院に勤務する27歳の小児科医。幼いころに父を亡くし、母・南（大竹しのぶ）とふたり暮らし。実家から通える病院であれば何科でもいいと考えて小児科医になったという、安定思考の持ち主。
網走総合病院の救急救命医・矢野悠太（高杉真宙）、旅行バス会社の娘でバスガイドの涌井桃子（生田絵梨花）、同僚の小児外科医・河本舞（菅野莉央）の幼なじみ３人は、家族同然とも言える大切な存在だ。

　ある日、武四郎は丘珠病院に新設されたばかりのPICU（小児集中治療室）へ異動を命じられる。３年前に道内で起きた悲劇を契機に、北海道知事の鮫島立希（菊地凛子）が、小児集中治療のパイオニア・植野元（安田顕）に協力を仰ぎ、ようやく設立したPICUだ。しかし、立ち上げたばかりのため、スタッフは看護師・羽生仁子（高梨臨）、救急救命医・綿貫りさ（木村文乃）の４人だけ。そんな中、PICUに発症から４時間も経過した少女が運び込まれて来る。