桜田ひよりが、中身は男のコという難しすぎる役に挑戦!
役づくりも男女ふたりぶん!?
──ひよりん演じる“天堂神楽”は、“天野弥白”(藤原大祐)の生まれ変わり。外見は女子、中身は男子、それぞれどんなコ?
「対照的なふたりなんです。弥白は、人をつつみこむようなやさしさを持った男のコ。どんなときでも自分中心にはならず、つねにみんなのことを思って行動します。神楽ちゃんは、冒険心あふれる女のコ! 何にでも興味があって、コレと決めたら突っ走る。弥白くんとは反対に、なんでも思い通りに進めたいタイプですね。それが人を巻き込んで楽しいことになる場合もあれば、迷惑をかけてしまうことも。でも、彼女のいいところだと思う♡」
──中身が男のコのように見える演技のくふうは?
「撮影に入る前から、男性のしぐさを観察して研究しました! やっぱり歩きかたって男女でちがいますね〜。女性はカカトから足がつく感じですけど、男性は一度、つま先で地面をすってからつく動きなんですよ。実際にやってみたら、だいぶ男のコっぽくなった感じ。ペットボトルの持ちかたも、女性は上のほうをつかんで持ち上げる、男性は横から流れるように手に取る。ちょっと雑な感じなんですよ(笑)。藤原くんとは、リハーサルのときに交互に歩いてみて男女それぞれの歩きかたを練習しました」
──制服の着こなしにも男子っぽさが?
「そうですね、親友の鈴ちゃん(新井舞良)はリボンだけど、神楽はネクタイ。弥白が着るのは神楽ちゃんが持っていた服という設定なので、私服は女子らしいというか個性的。すごくシンプルだったりダボっとしてたり、男の子っぽい服を着てることもあります」
楽しいことばかりじゃないけれど、恋っていいなと思える物語
──七原ケンタ(窪塚愛流)はチャラめのモテ男子。親友だと思っていた弥白からまさかの告白をされて、そして、神楽ちゃんの中にその弥白がいるとは知らない… フクザツ!
「ちょっとね〜(笑)。私はこの作品で、恋愛とか恋とかって楽しいばかりじゃないってことを学びました。つらかったり、悲しかったり、苦しかったり、切なかったり。相手に傷つけられることもあれば、傷つけることもある。でも、それでも“恋っていいな”って思えるドラマになってます! 他人と入れ替わるのは現実味がないかもしれないけど、現代の人々によりそった恋愛模様が描かれているので、気軽に観て楽しんでもらいたいな」
ケンタの元カノ・鳥居鈴(新井舞良)は超ポジティブ女子。弥白の生まれ変わりである神楽に興味を持って親友になる。
さびれた神社でヒマを持てあましている神様(古川雄輝)。この神様の気まぐれなが、そもそもの始まり! 実は神様にもあるヒミツが…。
神様に“えこひいき”してもらうには?
撮影現場での真剣なひよりん。合間は、出演者のみんなとワイワイとなごやかだったよ♪
──撮影の雰囲気は?
「楽しかったです、本当に! みんなで昔ハヤってたゲームやリズムネタの話をして“なつかし〜!”って盛り上がったり。マイラ(新井舞良)ちゃんとは歳が2つしかちがわないのに知らないものがあって、流行の速さを感じたり(笑)。あとは、その日のお弁当を予想してた会話も楽しかったですね。私、お昼ごはんをすごく大事にしてるんですよ(笑)。いつもおいしいお弁当でありがたかったです!」
──最後に… 神様に“えこひいき”してもらうためにはどうしたらいいと思う?
「神様を信じること(笑)。神様はいる! と信じる気持ちが大事だと思います!」
入れ替わったふたりはどうなっちゃうの?
天野弥白(藤原大祐)は親友の七原ケンタ(窪塚愛流)に恋心を抱いていて、ある日、思いきって告白。そして見事にフラれ、しかも直後に交通事故にあってしまう。しかし、ヒマをもてあましていた神様(古川雄輝)の“えこひいき”によって、ケンタ好みの女子・天堂神楽(桜田ひより)に生まれ変われることに! 「こんどこそ俺はケンタと恋をする!」と希望に燃える弥白だったが、男女が入れかわったことで恋愛模様がフクザツにからみはじめ──。
Huluオリジナル
『神様のえこひいき』
3/19からHuluにて独占配信中
毎週土曜に新エピソードを2話ずつ配信 全8話
出演/藤原大祐 桜田ひより 窪塚愛流 新井舞良 古川雄輝 ほか
公式サイト https://www.hulu.jp/static/kamieko/
同名の原作漫画はマーガレットコミックス全5巻が発売中