藤原大祐くんインタビュー「特徴的な笑い声がしたら、ひよりさん(笑)」
ドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』『神様のえこひいき』などで注目を集めている俳優・藤原大祐くんが、3月24日のSeventeenイベントにやってくる♡ というわけで、記念のインタビュー。STモデル・桜田ひよりとの共演エピソードや、強すぎな(?)こだわりを語ってくれました。
同性に恋する役に挑戦!
──3/19からスタートした配信ドラマ『神様のえこひいき』での藤原くんの役は?
「主人公の“弥白”という役で、幼なじみで仲の良い“ケンタ”(窪塚愛流)に恋心があるかも… って気づくんです。そして、神社に“お百度参り”して自分の気持ちをたしかめるまっすぐな男の子。そのおかげで神様の“えこひいき”を受けることになって、女の子に生まれ変わりケンタと恋をしていきます。
演技で意識したのは、ケンタへの想いをしっかり持つことと、ケンタとの歴史を信じること。幼なじみの役どころだけど、僕と愛流はこの作品が初共演。作品の中で距離を縮めたり信頼を築いていきながら、ふたりだけの関係性をにおわせられるような、そんなお芝居を心がけてました」
──どうやって窪塚愛流くんと距離を縮めたの?
「最初から敬語を使わないようにしました。愛流は礼儀正しくていい子だから、敬語で話しかけてきたんです。でも僕らは誕生日が2日ちがいの同い年だし、“敬語はやめてフランクにいこうよ”と言いました。いっしょにいる機会も多くて、積極的に会話しましたね。
よくあった話題は、関東と関西のノリについて。僕は東京育ち、彼は関西出身なので、ちがいをめちゃくちゃ説明してくるんですよ。“関西ではこういうときにこうツッコむんだけど、大祐もやってみてよ”とか言われてやらされたことも。ただ、“そうじゃない、関西ではこうやるんだよ!”って上から説明してくるのに、愛流自身もあまりうまくできてない(笑)。桜田ひよりさんと、“できてないやん!”ってよく逆にツッコんでました(笑)。どちらかというと現場では僕がボケたりツッコんだりで、愛流はそれを見て笑っていたイメージ。トータルで可愛いヤツです♡」
「現場で笑い声が聞こえると、だいたいひよりさん」
──“弥白”はなんと、ひよりんが演じる“神楽”と入れ替わる! 中身は女の子、という演技でくふうしたことは?
「ひよりさんとは、男性らしい動き、女性らしいを動きを研究するために、“こういうときどうする? ちょっとやってみて”とか、すごくコミュニケーションをとらせてもらいました。歩きかたから走りかた、物の持ちかたまで。そこまで人を観察することはなかなかないので、動作を実際に見せてもらってました。
すごくよく笑う方だから、現場で笑い声が聞こえたら、だいたいひよりさん(笑)。キャッキャした特徴的なその笑い声が聞こえると、またおもしろいことが起こったんだな〜とわかって。撮影現場をすごく明るくしてくれました!」
──作品の見どころを教えて!
「男性が男性を好きになる役柄は演じてみたかったんですけれど、まさか女の子との入れ替わりまでやれるとは! すごくやりがいのある役でしたし、この作品がいろいろな人、同じような気持ちの人たちに勇気を与えられたらうれしいです。同性を愛する気持ちも受け入れられる世の中をつくることに、少しでも貢献できたらと思います。
登場人物のそれぞれが悩みを持っていて、全世代にハマる物語です。悩みって、共有できないことも、ひとりで抱え込んでしまうこともありますよね。高校生たちがそんな悩みをぶつけあうお話なので、悩みを抱えている方が何かを感じてもらえたら」
「無理に友達をつくろうとしなくていい!」
──学生時代の新学期の思い出は?
「中学校の入学式の日にすこぶる体調が悪くて、ずっと下を向いていたんです。帰宅して測ったら38度の熱があって。当時は目にかかる長さの前髪だったこともあって、まったくしゃべらずうつむいていたのがクラスメイトには怖い子だと思われました。次の日には元気になっていたギャップがすごかったらしく、“なんだこいつ…”って気味悪がられてた気がします(笑)。だから、新学期は着飾らずに… というか僕の場合は体調が悪かっただけなんですけど、ありのままの自分でいるほうがまわりに受け入れられるんじゃないかな。
僕はあまり緊張しないタイプなので、新学期は“ちがうコミュニティができるぞ”とワクワクします。ただ友達づくりはそんなにうまくないかも。無理してがんばって友達を作らなくてもいいと思っている、“せまく深く”派。話しかけられたらフレンドリーに返すくらい。そのほうが気楽でいられるから。
仲良くなりたい子がいたら積極的に質問して、相手の趣味に寄りそうといいと思う。質問だけにならないように自分の話もして。おたがいの趣味を交換して共有できたら、いい関係が築けていけると思います」
「靴下は絶対にズボンより先にはく!」
──自分自身をどんな人だと思う?
「見た目は可愛いと言っていただけることがありますが、中身はまったく可愛くない! よく生意気って言われます(笑)。良く言えば自分を持っているというか、こだわりが強いほう。将来、“こだわりが強い俳優”としてバラエティー番組の企画に出たいくらいです。自分では気づいていなくて、人に言われてわかったんですけどね。
たとえば細かいことでは、服を着るときには絶対にまず靴下、それからズボンをはかないとダメだったり。先に靴下をはいておかないと、靴下がピンとのびずにズボンの中でぐちゃっとなるのが気持ち悪くて…。シャツをインするときもピシッと入らないとイヤ。つまり、靴下→シャツ→ズボンという着る順番になります(笑)。まだまだ、自覚していないそんな小さなこだわりがいっぱいあるかも」
最近は料理に興味あり!
──最近ハマっていることは?
「今は仕事が一番なので、思いつかない…。あ、自炊生活はしてみたい。『ゼロイチ』の期間限定レギュラーをやらせてもらっていて、ごはんのロケが多いんですよ。料理をされている人を見て、マネしたいと思いながら、なかなか作れていなくて。
作ったことがあるのは、バジルのパスタ、ハンバーグ、餃子など。パスタはバジルペーストから作ったりと手が込んだものだったので、もうちょっと手軽にできるひとり暮らし用の料理をしたいですね。この間は豚キムチを作ったんですよ。適当に炒めただけで意外とおいしかった! ちゃちゃっとできる料理のレパートリーをふやしたいな」
──3月24日のイベント『Bling Bling by Seventeen』についてお願いします♡
「みなさんに実際にお会いできることがうれしいです。Seventeenモデルのファンがほとんどだと思うんですけど、ぜひ僕にも注目してもらえたら! アドリブはまかせてください、って言っちゃうとハードルが上がるかな〜(笑)。盛り上げるために何かできるようがんばります!」
https://seventeen-web.jp/news/14773
Profile
ふじわらたいゆ●2003年10月5日生まれ、東京都出身、AB型。177cm。エンタメ情報バラエティ『ゼロイチ』(日本テレビ系 毎週土曜10:30〜)に期間限定で出演中。初のカレンダー『藤原大祐 2022.4 - 2023.3カレンダー』が発売中。初主演映画『追想ジャーニー』が2022年夏に公開予定。(公式Instagram @taiyu_fujiwara)
Huluオリジナル
『神様のえこひいき』
3/19からHuluにて独占配信中
毎週土曜に新エピソードを2話ずつ配信 全8話
出演/藤原大祐 桜田ひより 窪塚愛流 新井舞良 古川雄輝 ほか
公式サイト https://www.hulu.jp/static/kamieko/
トップス¥28000・パンツ¥18000/KINSELLA その他/スタイリスト私物