とまんくん率いるXOXにインタビュー!!
音楽担当のネコ田と弟子の田吾作が毎週音楽ニュースを紹介するコーナー! 「今回登場してくれるのは、読者モデルとしても活躍するとまんくんを中心に結成された、BOYSグループ・XOXニャ! 発売されたばかりの新曲についてや、好きなタイプを聴いたニャ〜! みんな、ファッショナブルでまぶしいニャ〜」(ネコ田) <写真左から:志村禎雄、木津つばさ、とまん、田中理来、バトシン>
Q自己紹介をお願いします!!
志村「志村禎雄、“だお”って呼ばれてます。メンバーからは、天性のぶりっコと言われていて……よくドジをしちゃいます」 バトシン「最初は“どうした?”って思ったけど、だんだんワザとやってるわけじゃなくて、天性のぶりっコなんだなと(笑)」 志村「自覚はあんまりないんですけど、そうみたいです(笑)」 木津「最年少の木津つばさです。自分で言うのは恥ずかしいですけど、弟キャラだと思います」 とまん「楽屋ではずっとひとりで話してるよね」 バトシン「誰に言うでもなくずっと」 木津「でも、返事してほしいんですよ」 とまん「だって、声が小さくて何言ってるかわからないもん(笑)」 田中「グループで唯一の大学生の田中理来です」 バトシン「XOXのブレイン的存在ですね」 とまん「リーダーのとまんです。メンバーでは……お母さんポジションかな?」 全員(うなづく) とまん「リーダーとして注意することもあるけど、理来はいちばん優秀(笑)。唯一の大学生ってこともあって、4歳下だけどしっかりしてる」 バトシン「ラップ担当のバトシンです」 とまん「お兄さん肌で、ムードメーカー的存在ですね」
Q.楽屋あるあるを教えて!
とまん「今月でちょうど結成2周年になりました。最初、僕とだおとシンちゃんが読モとして活動している中で、レコード会社の人と音楽活動をしようという話になって。グループに入ってもらうメンバーを募集したんです。3人それぞれが地方の審査にも参加して。そこで、理来とつばさを選びました」 志村「僕が審査した会場にはつばさがいたね」 木津「めっちゃ怖かった」 志村「え、僕が?」 木津「その日、高熱だったって言ってたよね?」 志村「そうだった!」 木津「でもそんなこと知らないから、ダルそうな雰囲気がすごい怖かった」 志村「え〜ごめん! でもそんな意識もうろうとしてる中でも、つばさは誰より輝いてたのは覚えてるんだよ。絶対このコくるって思った」 とまん「当時16歳?」 バトシン「わ〜そんな若かったか」 とまん「ピュアなかわいさがいいなって思ったんだよね。理来に関しては、魅せる力がすごかった。最終はお客さんをいれての公開審査だったけど、ちゃんと会場を沸かせられてた。あとは顔がかっこよかった」 田中「いつもそんなこと言わないくせに(笑)」 とまん「あと僕と理来は同じ仙台出身なんです。僕が地元のアパレルショップで働いてたときに、お客さんとして来てて、すごい顔の整ったコだなって顔だけは覚えてたんです」 バトシン「合格発表されたときの理来の顔が忘れられない。すごい驚いてる顔のまま、“よっしゃー”ってうれしさ爆発させてたね」 理来「うれしかったね。そのときちょうどおばあちゃんが入院してて、“がんばってくるね”って言ってから上京したんだ。いい報告ができるって思ってうれしかった」 とまん「その話、初めて聞いた!」 田中「初めて話したもん(笑)」
Q.楽屋あるあるを教えて!
とまん「シンちゃん(バトシン)はすぐボケるね」 バトシン「関西出身なんで…でも誰もツッコんでくれない(笑)」 とまん「たまーにおもしろいんだけどね」 バトシン「とまんが一番厳しくて、基本、笑ってくれないんですよ」 志村「確かに厳しい(笑)」 バトシン「だからこそ、笑ってくれたときは、よっしゃ!って思いますね」 田中「ダメだと“ちがったか……”って落ち込んでる(笑)」 とまん「あとは、シンちゃんと理来とつばさがずーっとスマホで通信ゲームをやってるんです。その声が超うるさい!」 田中「って言うけど、とまんさんもゲームしてるじゃん」 とまん「僕は1人で静かに遊園地を作ってるだけだから。3人みたいに声あらげたりしないもん」 木津「だって負けたらくやしいから……でも本気でくやしいときは何も言わないけど」 田中「そうだね、だまってiPhoneを床におくね(笑)」 志村「強いのは誰なの?」 田中「俺っしょ?」 つばさ「うん、理来だね」 バトシン「一番遅く始めたのに、一番強い(笑)。あと、同じ3人で即興でRAPをやったりもするね」 とまん「も〜それもうるさい(笑)。基本、この3人がキャピキャピしてますね」 志村「僕はそんなみんなをずっと見てます」 とまん「確かに。それで、おもしろくもないシンちゃんのネタを見て笑ってる(笑)」 バトシン「おもしろくないって言うな!」 田中「一番ツボが浅いよね」 志村「僕としては本当におもしろいんだけど、とまんを見ると真顔で。“あ、このネタはおもしろくないんだ”って思うんですけど、笑っちゃう(笑)」 バトシン「だおは一番やさしいですね」
Q.好きな女のコのタイプを教えて!
バトシン「かわいい系よりも、クールできれいな雰囲気の人が好きですね。ファッションもモード系でかっこいい感じにひかれます」 とまん「シンちゃんは基本フレンドリーだけど、ちょっと好みの人だと急に緊張しちゃう(笑)」 バトシン「あいさつくらいしかできない(笑)」 田中「僕は笑顔がステキな方が好きですね」 とまん「理来が笑顔ステキだもんね」 田中「また……そういうのいらないから(笑)。常に笑ってくれる人のほうが、こっちも元気になるし。あと、僕が古着が好きなので、一緒に古着屋めぐりとか憧れます」 とまん「僕は、ずっとクールでミステリアスな雰囲気の人が好きだったんです。でも最近、変わってきました。一緒にいて笑えるような人もステキだなって思うようになりましたね。豪快な感じで、こびをうらないタイプ」 バトシン「えぇ!? めっちゃ変わったね」 とまん「でしょ(笑)。オープンだけど、誰かと群れたりはしない気持ちのいい人がいいなって思います。ファッションは毒っ気のあるパンクロックが好きです」 木津「僕も笑顔がステキな人にはひかれますね。あとは僕が全然家事ができないので、家庭的な人もいいなって思います。ファッションだとシンプルな中に、ピンクやパステルカラーとか女のコらしい要素が入ってるスタイルが好きです」 志村「女のコらしいスタイルはかわいいよね」 木津「ロング丈のプリーツスカートとか好きです」 志村「僕はさらにガーリーなファッションが好き。ふりふりな感じの」 木津「みんな好みのファッションちがうね(笑)」 志村「そうだね! 性格はちょっと抜けてるコがいいなって思います。だけど、家庭的な一面もあるコだとギャップがいいなって思いますね。僕自身、料理が得意なので一緒にできると楽しそう」
Q.新曲「Skylight」について教えてください!
とまん「この曲は、僕が作詞にたずさわらせていただいたんです。僕自身、ネガティブなので詞をかくときってマイナスな内容のものばかりなんですよ。でも今回は、“マイナスなのはダメ”って言われてしまって……。”ロマンティック”がもう1つのテーマだったので、かなり悩みましたね。でも結局、まずはいつも通りネガティブな内容で書いて、最後に全部ネガティブの逆、ポジティブに言葉を変換させて作っていきました」 志村「最初はネガティブな内容だったんだね」 とまん「ひとりじゃないよっていう事をテーマとして描いているので、ちょっとさみしい気分のときや、誰かとケンカしちゃったときとかに聴いてほしいですね」 バトシン「ラップから入る曲なので、“どうカッコよくみせられるか”っていうところで悩みましたね。口笛の軽快な音からラップに入るので、いいギャップがでたかな、と思います」 田中「制作をはじめたのが今年1月くらい?」 つばさ「うん。だから僕たちとしてはやっとファンのコに届けられるのがうれしいです」 田中「うれしさと同時に、発売日はやっぱりソワソワ」 とまん「そうだね。デビューシングルのときなんて、0時になる直前からみんなでLINEしたり」 志村「0時すぎには、とまんと電話したよね。“おめでとう〜”って」
NEWシングル『Skylight』
<発売中・SINGLE>¥926/ソニー
PROFILE&INFORMATION
きすはぐきす●読者モデルとして活動していた、とまん・志村禎雄・バトシンに、オーディションで合格した田中理来、木津つばさを加え、’14年に結成。デビュー前の’15年3月に1st写真集が発売され、初版1万部超えを記録。’15年『XXX』で待望のメジャーデビュー。12月23日(金・祝)にはZepp DiveCity(TOKYO)にてワンマンライブ『XOX COLLECTION 2016 Autumn/Winter』を開催。【HP】http://www.xox-tokyo.jp/SP/
【ネコ田とは…】アーティストインタビューをお届けする、音楽にくわしいネコ。【田吾作とは…】ネコ田の弟子で、日々音楽について勉強中。レビューを紹介。鳴き声は「ぴえ」。
撮影/加藤ゆき 文/上村祐子