超POPなバンド、Shiggy Jr.をインタビュー☆
音楽担当のネコ田と弟子の田吾作が毎週音楽ニュースを紹介するコーナー! 「今月は、ポップでかわいくてかっこいい男女混合バンド、Shiggy Jr.に迫るニャー!! 発売したての1stアルバムの話から、恋バナまでがっつり聞いてきたニャ~」(ネコ田)
Qバンド結成秘話を教えて!
池田「私と原田ふたりで、2012年の12月に結成しました。当時私はちょうど、一緒に組める人を探していて、友達に聞いたりしていたんです。そしたら、同じ大学出身の原田を紹介されて」 原田「当時僕はパソコンで曲を作ったりしていて、バンドをする予定はなかったんですけど。“こういうコがいるんだけど”と紹介されて音源を聴いてみたら、直感で“いいなぁ”と」 諸石「僕と森は高校から大学まで一緒の同級生。とあるアーティストさんのサポートメンバーをしていたとき、そのアーティストの知り合いだったふたりから誘われて。もともとふたりの音楽のファンだったんで、すぐさまOKしました」
<写真左から、原田茂幸(Gt/Cho)、池田智子(Vo)、諸石和馬(Dr)、森夏彦(Ba)>
Qバンド名の由来は?
原田「将来的に、いろんな曲を編曲して世に送り出す会社を作りたいなっていう夢があったんですよ。その夢を池田に話したら、“(将来羽ばたいていくであろう曲たちが)ジャニーズJr.みたいだね!”と言われて(笑)」 池田「それでふざけてJr.にお互いの名前を組み合わせていたら、原田の名前(茂幸)がしっくりハマったんです」 原田「あくまで仮として付けたはずだったんですけど。そのままオーディションを受けたりしていたら、変えるに変えられなくなっちゃったっていう……(笑)」
Qお互いの性格を一言で表すとしたら?
諸石「じゃあ、まず池田から。ズバリ、熱血で真面目!」 森「そうだね。バンドの将来とか、どうやって成長していけるかとか、四六時中考えてる」 原田「理想のMVとかを紙に書いて来たりしますからねw」 諸石「あと、トロい。いつも最後まで食べてるからな……」 池田「みんなが早すぎるんだよっ!!」 森「諸石は、プロレスオタク」 池田「プロレスに限らず、ラーメンもマンガも、ハマるとすごい掘り下げるタイプ。多趣味!」 原田「あとかなり気分屋だよね。現場に入ってきた瞬間のテンションで、その日の機嫌がわかる」 諸石「森は、単なるよっぱらい」 池田「あと、足がクサいw」 森「いいとこないじゃん……」 諸石「でもいつもくだらない親父ギャグで、みんなを笑わせてくれる。スベり芸的なw」 原田「いつもニコニコしていて、ムードメーカーですね」 池田「原田は、とにかくストイック。365日、曲を作ってるもんね。こんなストイックな人、会ったことない!」 森「シャイなのに、変なクセがある。深く知ると、そこが“味”でもあるんですけど」
Q1stアルバム「ALL ABOUT POP」は、どんなアルバム?
池田「インディーズ時代を含めて、私たちにとって初のフルアルバム。私たちが今出せるShiggyJr.のすべてを詰め込みたい!と思いながら作ったら、全部で13曲と、かなりボリュームが出ちゃいました。ミニアルバムでは表現できなかった、私達のバンド性がすごく表せていると思いますね」 原田「ポップをベースにしながら、ジャズやロック、フォークなど、いろんな要素を取り入れた曲が揃っているので、Shiggy Jr.の新しい一面を見てもらえるかと」 森「ほぼ全ての曲がシングルカットしたいぐらいの曲なんで、もはやベストアルバムに近い。どれを聴いてもパンチが強いから、飽きさせません!」
<発売中・ALBUM>¥2593/ユニバーサル シグマ
Qみなさんイチオシの曲は?
池田「全部好きで、選べない!!」 諸石「僕は『スタート』ですね。このファーストアルバムが、新しい一歩につながるといいなっていう思いが重なって……聴いててエモくなりますw」 森「『HOME』。朝起きて、電車に乗って……っていう日常の情景が、思い浮かぶ感じが好きですね。アーバンな曲調も気に入ってます」 池田「私は『ホットチリソース』。ライブを想定して、アレンジした曲なんです。ロック色が強いからより一層みんなで演奏している感が強まって、バンドの一体感を感じられるんです」 原田「僕は、『サマータイムラブ』。メジャーデビューのファーストシングルということもあって、どれよりも思い入れが深い曲。聴いてると、いろんな思い出が込み上げてくるんです」
Q思い出に残っている、学生時代の恋愛エピソードを教えて!
池田「高1のときに、彼女がいる先輩を好きになって。先輩が卒業しちゃってからも2年半くらい片想いしていたんで……高校3年間の恋は、その人オンリー。今思うとびっくりするくらい、一途でしたね~」 森「僕は男子校だったんで、唯一の出会いの場は文化祭。1年に1度のチャンスってことで、毎年、必死でナンパしてましたw 2年生のときだったかな? 女子校のコと付き合うようになって。朝6時に起きて駅前で待ち合わせして、手作りのお弁当を受け取ったりしてました」 原田「今よりだいぶ、積極的な恋愛をしていたかも。相手の家に遊びに行って、親に挨拶するときにドキドキしたり……。大人になると、相手の実家に行く機会なんてほとんどないんで、思い出すと逆に新鮮ですね」 諸石「僕は2個下の後輩と付き合ってました。相手が大学受験のときに“勉強に集中したい”と言われ、連絡をガマンしていたんですよ。そしたら半年後、彼氏ができたと連絡があって。あまりのショックに悪ノリして、井の頭公園の池に飛び込みました(涙)」
PROFILE&INFORMATION
しぎーじゅにあ●’12年12月に、池田智子(Vo)と原田茂幸(Gt)で結成。’14年2月に森夏彦(Ba)と諸石和馬(Dr)が加入し、現体制に。同年7月にリリースしたシングル『LISTEN TO THE MUSIC』が、インディーズとしては異例のヒットを記録。’15年6月に『サマータイムラブ』でメジャーデビュー。『musicるTV』や『ミューサタ』のテーマ曲に起用され、一躍注目を浴びるように。10月27日から、『ALL ABOUT POP』のリリース全国ツアーがスタート!
【ネコ田とは…】アーティストインタビューをお届けする、音楽にくわしいネコ。【田吾作とは…】ネコ田の弟子で、日々音楽について勉強中。レビューを紹介。鳴き声は「ぴえ」。