両手の中でもっと広がる映画の世界!【映画原作&ノベライズ】
映画館の営業が再開されてから、次々気になる映画が公開されてて、どれ観たらいいか迷っちゃう! 全部観るのが大変なら原作小説やノベライズでストーリーをのぞいてみる手も。もちろん映画を観てから読むのも楽しいよね♪
痛いほどの純愛ストーリーは家で読んで泣きたい!
吉高由里子さん演じる事故で視力を失った明香里と横浜流星くん演じる事件を起こしてキックボクサーとしての将来を失った塁が、偶然出会ってひかれあう関係に。でも、明香里から聞いた失明にまつわる秘密を知った塁は、残酷な運命を知ってしまう! 号泣間違いなしの純愛ストーリーが完全ノベライズ。映画館だと人目を気にして泣けないコはノベライズで思い切り泣こう。
『きみの瞳が問いかけている』沢木まひろ(著)、登米裕一(脚本) ¥630/宝島社
「お弁当」を作ってくれる人の顔が浮かんじゃう物語
ミュージシャン・渡辺俊美さんと息子さんの実話を原作に、井ノ原快彦さん&なにわ男子・道枝駿佑くんが親子役で映画化。映画のストーリーをノベライズした本だよ。ライブで地方に行っても、うっかり朝帰りをしても、高校3年間毎日お弁当を作る約束をしたお父さん。その代わり息子は毎日休まず学校に通うことを約束。お弁当を通じて変わってく親子の関係にじんわり泣き決定!
『461個のおべんとう』丸山智 ¥650/朝日新聞出版
ある家族に奇跡を起こすのは一匹の老犬
ヒーローだった兄が死んで、崩れてしまった薫の家族。ある年の年末、家を出て行った父親から「年末、家に帰ります」と手紙が届いて、ひとり暮らしをしてた薫も実家に戻ることに。実家で待っていたのはすっかり様子が変わってしまった母と妹の美貴、そして老犬のサクラ。家族はまた元に戻ることができる? 映画は11月13日公開。北村匠海くん、小松菜奈ちゃん、吉沢亮さんがきょうだい役を演じます。
『さくら』西加奈子 ¥600/小学館
構成/古川はる香