ごはんやお菓子をガマンしても、激しい運動をしてもやせない……!! そんな悩みを持ってるコは、じつは脳が太るモードになっている可能性大。意識を変える生活をして、リバウンド知らずのやせ脳にチェンジしよう♪

やせる、太るを決めているのはすべて脳!

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「体重を調整しているのは、まぎれもなく脳。たとえば、体重が50㎏のAさんが急激に増えた5㎏を元に戻す場合と、長年体重が53㎏のBさんが50㎏に減量する場合、Aさんのほうが50㎏にしやすいのです。それは、脳が調整して維持しようとする"肥満の度合い"があるから。53㎏と脳が覚えている期間が長いと、それ以下の体重に減らしにくいのです。脳を変えることが減量成功のカギ」(播摩さん、以下同)
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やせ脳を作るには……

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「人間の体は飢餓状態になると、次にいつ栄養がとれるかわからないために生存機能が働き、体脂肪を蓄えようとします。その脂肪備蓄モードになると、まず筋肉を落とすので、代謝が落ちて、さらにやせにくい体になるんです。すると、ダイエットとリバウンドをくり返すようになって悪循環! なので、飢餓感を感じさせないように脳をだましながら、体のベスト状態のポイントを少しずつ変えていくとやせ脳になりますよ」

脳をだますだけで本当にやせられる?

「食事の仕方を変えたり、目標を明確する行動などで脳をうまくだますと、"肥満の度合い"の新しいポイントが、脳に再設定されるようになります。脳を新しいポイントに変えるのは約半年は必要なので、時間をかけて少しずつだましていきましょう」

教えてくれたのは、播摩早苗さん

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人材開発コンサルタント。プロコーチ。『フレックスコミュニケーション』代表。肥満予防健康協会肥満予防健康管理士の資格も持ち、大勢のクライアントをダイエット成功に導いているよ。『"やせ脳"の作り方 コーチングダイエット』(¥720/小学館新書)など著書も多数。
撮影/冨樫実和 スタイリスト/小笠原弘子 ヘア&メイク/中軍裕美子 モデル/杉本愛里(STモデル) 構成/宮平なつき(Seventeen9月号)