海外セレブから流行し、TVで藤田ニコルちゃんもやってると言ってたのが、“バターコーヒーDIET”。その名の通り、バターを入れたコーヒーを飲むんだけど、そのバターもふつうのバターではダメだったり、そもそも何でヤセられるのかなど、気になることをまとめて紹介するね!

【なんでバター入りのコーヒーを飲んでやせるの?】

①コーヒーの“カフェイン”がエネルギー代謝をアップさせるから!

②特殊な“グラスフェッドバター”に多く含まれる“不飽和脂肪酸”は、体に蓄積されにくく太りにくいうえ、中性脂肪を減らすとも言われているよ。

③バターコーヒーは血糖値が上がりにくい! カフェオレのようにミルクを入れると、例え砂糖は入れていなくても乳糖によって血糖値は上昇するけど、バターコーヒーなら炭水化物を含まないため、血糖値の上昇をおさえられ、脂肪の蓄積を防げるの。

④ふつうのコーヒーに比べ腹持ちがよく、空腹感を感じにくい!

⑤朝ごはんの代わりにコーヒーカップ2杯分(計300cc)を飲むことで、朝食の置き換えになる。

【“グラスフェッドバター”とは?】

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大事なのは、バター選び! バターと言っても、みんながパンにぬってるバターやマーガリンではNG。使うのは、“グラスフェッドバター”という、牧草(“グラス”)だけをあたえられた(“フェッド”)バターであることが重要だよ。この“グラスフェッドバター”は、ふつうのバターにはほどんど含まれていない“不飽和脂肪酸”が多く含まれていて、エネルギーとして代謝されやすいため、体に蓄積されにくく太りにくい油といえるんだって。分類でいうと、ココナッツオイルでも話題になった、オメガ3脂肪酸になるよ。この“グラスフェッドバター”は、ヨーロッパの基準をクリアした印の「AOP」マークや、「PREMIUM QUALITY]などの文字が入っているのが目安になるものの、高価(例:250g¥1800前後)な上、日本のスーパーや輸入ものを扱う食料品店でもまだ扱いが少ないのがネック。通販だと比較的購入しやすいものの、高いのは変わらず……。
そこで、似たような効果を得られて、もっと手に入りやすいのが、“MCTオイル”や“GHEE(ギー)”というオイル。“MCTオイル”は、ココナッツオイル由来で、“GHEE(ギー)”は、バターから不純物を取り除いた乳脂肪分。ともに、“グラスフェッドバター”と同様のダイエット効果を得られるとされているよ!

【バターコーヒーのつくり方】

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①コーヒーをカップ2杯分(計300cc)入れるよ。コーヒーは、インスタントではなく、ドリップコーヒーがベター。さらには、無農薬栽培のコーヒー豆を使用するのがベストらしい。とは言え、その辺は多少ゆるくても、続けやすさを優先してOKらしい!
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②300ccのコーヒーに、“グラスフェッドバター”or“MCTオイル”or“GHEE(ギー)”を大さじ2~4杯入れたら完成!
監修/石川雅代(管理栄養士)