ニキビを本気で治すためにできること「お悩みQ&A」
「なかなかニキビが治らな〜い」と悩んでるコ必見! みんなの疑問質問に、ニキビ治療の専門家がお答え! 正しい知識をつけて、 今年こそ、ニキビ肌にサヨナラしよう♪
Q.ニキビってどうしてできるの?
A. 思春期ニキビの原因は“ホルモンバランス変化”。「ニキビは、毛穴に皮脂がつまって、〝アクネ菌"が増え、毛穴の中で炎症を起こしてできるもの。10~18歳の思春期は、ホルモンバランスの変化の影響で、毛穴に皮脂がたまりやすいんです」つまり、思春期は誰でもニキビができやすい状態らしい!
Q.すでにできているニキビはどうしたらいい?
A.市販薬に頼ろう! できちゃったときはまずは市販薬を塗って、様子を見て。ニキビ専門家のおすすめはこの3つ。
〈右〉『オロナインH 軟膏 』11g(第2類医薬品)¥300/大塚製薬
殺菌作用があり、ニキビの原因・アクネ菌を殺菌してくれる。白ニキビに効果的。
〈左上〉『テラ・コートリル軟膏a』6g(第2類医薬品)¥1000/ジョンソン・エンド・ジョンソン
ステロイド+抗菌薬が含まれ、化膿している赤いできものに効果あり。
〈左下〉『ビフナイト』18g(医薬部外品)¥900/小林製薬
ニキビの表面をやわらかくして、中につまった皮脂を吸収。アクネ菌を殺菌して、赤みやハレをしずめるよ。
Q.ニキビの上からメイクしていいの?
A.メイクするなら、ミネラル系を使って!「ニキビ肌には、できることならメイクはしないほうがいいです。メイクする場合は、ミネラル系のものでなるべくうすめにつけて。きちんと落とすことも忘れずに」
おすすめは『エテュセ BBミネラルコンパクト』(SPF25・PA++)7g¥1600/エテュセ 毛穴やシミ・くすみを自然にカバーし、赤ちゃん肌に♪ 肌あれ防止にも◎!
Q.生理のときに増えるのはナゼ?
A.ホルモンバランスが乱れるから。「生理が近づくと、〝プロゲステロン"というホルモンが優位になって、全体のバランスがくずれるためです。また、生理中のだるさやイライラによるストレスなど、さまざまな要因が影響してできやすいんです。生理中に少しずつ悪くなり、生理後に紫ニキビに到達している場合も」
Q.小さくて白いうちはつぶしていいの?
A.ダメです。薬でケアしてください。「自分でつぶして成功することもありますが、悪化させてしまう可能性が高いので、薬でケアしましょう。例えば爪や針などであっても、自分では完全な除菌はできません。菌が入って悪化させたり、クレーターになってしまう場合もありますよ」
おすすめは『びふナイトパッチ』16枚入り(医薬部外品)¥400/小林製薬
貼るタイプなので、成分がしっかり浸透。おやすみ前に貼れば、寝ている間にニキビを傷つけない。
Q. 背中のニキビは顔にできるものと同じ?
A.ちがう種類のニキビができやすいです。「背中ニキビは”マラセチア”という菌が原因。汗をかくと出やすいです。市販薬でステロイドが入ったものを使うと悪化する可能性があります。汗をかいたら、すぐふいたり、着替えたりと清潔に保って」
ブラウス¥2900・ビスチェ¥2900/BURLESQUE パンツ¥1990/WEGO
監修/西川嘉一先生(アクネスタジオ)
撮影/吉川綾子 スタイリスト/北川沙耶香 ヘア&メイク/齊尾千明(Lila) モデル/木内舞留(STモデル) 構成/宮平なつき (Seventeen3月号)